勿論、ベッドに布団を敷いて寝ています(^^ゞ。

今週のお題「布団派? ベッド派?」
 
ベッドっつっても折り畳み式の安いやつなので、分厚いマットレスを敷く訳でもなく
フツーの布団をフツーに敷いて、掛け布団もシングルなので、ずり落ちて困っていた
が、ベッドガードをDIY店で見つけ、これだと思って買ってきて、おかげで今は、
掛け布団の掛け過ぎやずり落ちを気にせずに、安眠出来ている。
 
まあ所謂ハイブリッドってやつですかね。良いトコ取りして使っています。ベッドな
ので敷布団の通気性も良く、畳の時には敷きっぱなしにしておくと湿って困っていた
のがなくなりました。前フリはこの位にして、実は、ハルサイの続きを書きたかった
のが見え見え?
 
という訳で、やっぱり良いもんは良いと率直に言ってしまおう。細かい事を言うと、
色々あるのだが、やはり音がメインになるだろう。使い勝手も重要だが、結局は音が
良くないと、魅力は半減してしまう。
 
はっきりいって音の鮮度が違う。まさに「リッチ」な音といっても良いかもしれない。
メーカーそれぞれに違いはあるが、とにかく、「リッチ」なのだ。パワフルだったり、
音数が多く聴こえたり、タイトだったり。音場が広かったり。
 
しかし、音源に何を使っているかは、かなり大きく影響するようだ。良い音がしてい
るシステムは、殆どが良い音源というか、良い録音のもの、或いは、音の良さが分り
易い曲を選んでいると言える。
 
そういう意味では、ちょっと残念な所も有った。システムとしてはそんなに悪くない
というか、良い音がしていい筈だと思うのだが、どうも印象が良くない。音源のせい
じゃないかと思いたいが、実証できないので仕方ない。
 
やはり、良い音で音楽を聴く為には、どの部分もおろそかに出来ないらしい。システ
ムでしっかりしたものを構築している所は、本当に良い音がする。
 
ホントにタイトでスピード感のある音を出していたので、折角だから、掛けていた曲
をチェックして家で聴いてみた。録音の時点で、やはり良い音がする。自分の安物の
システムでもそれなりに良い音がする。これはこれで、たのしみの幅が広がっていい。
 
それでもまだ、違いは明らか。視野が広くなった気さえする。こういう世界に若い頃
からずっと今まで関わって来れたらどうだっただろうと思うと、羨ましくなるのだが
それはそれで、苦労も多く、捨てなければならないものも沢山有ったのかもしれない
が。
 
一方で、昔はダントツで先頭を走っていたと思われるメーカーが、今はあまりぱっと
しなくなってしまっている現状を見ると、方向性を間違ったか、周りが見えていなか
ったかと非常に残念でもある。しかし、商売としてどうなのかは、また、分からない
部分でもあるので、先頭を走っていなくても、広く浅く、稼いでいるのかもしれない。
それはそれで良い。各メーカーにはメーカーの考えが有るだろうから。
 
しかし、一人勝ちの世界もそう長くは続かないのも世の常。新しい芽があちこちから
少しずつ、育ってきているのを見ると、まだまだ捨てたものではないと少し嬉しくも
なる。
 
耳を鍛えるのも、良いカリキュラムが組まれていたりすると結構面白い。どんどん失
敗を繰り返して、成長していければ、また、試聴するのも楽しくなる。感覚的に捉え
ていたものが、数値化されて示されれば、もっと具体的にリポート出来るようになる
に違いない。何ヘルツ辺りに山が有るとか、サンプリング周波数の違いが、どう出て
いるのかとか、少しは客観的らしくなるだろう。
 
耳のチェックをしていて、感じた事なのだが、ホワイトノイズをほんの僅か加えてや
ると、音場が広がったように感じるのだが、いかがだろうか。あくまで感じであって
本当ではない事になると思うのだが、何かそれなりに因果関係が有るのではないかと
思っている。
 
最後に、周波数特性がフラットと良く言うが、同じフラットと言われていながらこれ
程千差万別、大きな違いが有るとは思っても見なかった。特に、10万以上するHP
を聴いた後、5万円位の機種を聴いてみると、その差は歴然。ちょっとこもったよう
な音に聴こえてしまうのは仕方のない事なのかもしれない。スポーツではないが、階
級別に分けて判断してやらないと、勝負にならないようだ。