その後。まだまだエージング中。

 
 
Z1000での試聴でも何となく物足りず、再びCL1での試聴を再開した。
だんだん全体のバランスも少しずつだが良くなってきていて、CL1でも確認
出来ると判断して、CL1で聴き続ける事にしようかと思っているのだが、本
当はもうちょっと上のハイエンドイヤホンを購入しようかとも考えていた。
 
しかし今の段階では、DAPを持ってお店に試聴に行く程にはこなれていない
と思い、暫くは変化を見ながらエージングを進めることにした。
 
エージング不足だと感じるのは、何と表現したらいいか分からないが、機械系
などでアタリがでていないと擦れる音が気になったり、少しギクシャクしたり
するのと同じような、ざらつきのようなものを感じているからである。
 
やはり、100時間以上のエージングが必要というのもまんざら大げさではな
さそうだ。
 
DX200については、もう半年以上も前に入手可能になっている機種なので
大方世間の評判は出切っているのではないかと思うが、ちゃんとした人的ネッ
トワークを築いているタイプの人間ではないので、色んな所から情報を漁って
はいるのだが、信憑性も高くなく、肝心の部分が分からなかったり、データが
多すぎて処理しきれなかったりで、あまり自信が持てるところまでいかない。
 
百読は一聴に如かずで、いくら情報を読み漁っても、一回聴いて得た情報には
敵わないともいえる。
 
また、近くにDX200を持っている人がいて、その人の話を聞くだけでも、
かなり為になるのではないだろうか。なぜなら、知人であれば、どんなものに
対してどんな事を言ったり、判断したりするかがかなり分かっているので、そ
の人なら、例えば、「すばらしい」と言っても、まあ話半分か、とか、あまり
話をしたがらない場合は、今一納得していないな、とかより詳しい判断材料に
なると思うからだ。
 
それとは別に、自分の場合、人の判断あるいは、世間のある程度多数の人の判
断と必ずしも意見が合わない事も良くあることだったりするので、そういう意
味でも、人の言う事を鵜呑みには出来ないという事情が有ったりする。
 
折角十万もの大枚叩いて手に入れたものなので、こうやってダイアリーに書い
ているが、大した参考にはならないと思って読んでいて欲しい。基本的には、
自分が散々悩んで購入を決めたものを、少しでも悪く言いたくないに決まって
いると自分では思っているし、また、他の人でも、他にそれよりいいものが見
つかるまでは、やはり、悪い評価はしたくないと考えるだろうと思っている。
それが真情というものだというのは言い過ぎか。
 
めんどくさい話はこれくらいにして、これも何時ぞやのヘッドホンアンプ購入
の際の評価の二の舞にならぬよう、あくまで一個人的意見として書いていると
言うことをはっきりさせておきたい。「素晴らしい」になるか「それ程でもな
かった」となるかは分からないが、あくまでどちらもありということにしてお
きたい。
 
音楽をより楽しく、より良い音で聴けるDAPは今や数え切れないほどあると
言っても言い過ぎではない。
 
夫々の特徴を良くつかんで自分に合った最良のDAPを選びだして、Music
Lifeを楽しんで欲しい。その為の一助となればそれで充分、それ以上のもの
は特に求めない事としよう。
 
また、「甘い」「弱い」
 
と言われるのは目に見えているが。