感想など。

 
 
本当に今回ばっかりは、商品が届くかも含めて、ドキドキする事ばかりだった。
 
しつこいようだが、なにせ、実物を触るどころか見たことも、ましてや聴いた事
なんて全くないのである。
 
評判だって、色々と出てはいたが、それにどれだけの信憑性があると言うのか。
どの情報を信用し、どの情報は無視できるのかもはっきりしない。メーカーに対
する信頼性も、DX80は買ってみてどの程度のものかは確認したが、今回は、
ハイエンドと言われるものである。その実力がどの程度なのかは、全く未知数と
言っても言い過ぎではないだろう。
 
結局なんでそんな無謀なことをしたのかと言えば、要するに「スペックバカ」が
高じてギャンブルに手を出してしまったといったところか。
 
同じだけのお金を出せば、他に何に使えるかを考えると全く偏執的というか、他
に趣味はないんかい!と言われても仕方がない。
 
また、言い訳だらけで始まってしまったのだが、これくらいにしておいて本題に
入ろう。
 
まず音楽を聴いてみての感想をいきなり。アクセサリやマニュアル、箱の包装、
などからは入らないのであしからず。
 
イヤホンは今の所手持ちの中で一番信頼を置いているRHA CL1を使用。
 
インピーダンス150Ωと高く、ヘッドホンアンプ使用推奨とメーカー自ら注意
書きがあるくらいなので、直刺しでの試聴は本当は少し無理があると思われるの
だが、mojoを使うと、どうしてもmojoの個性が出てしまうので、何とか
頼むと祈りながら、直刺しで聴いてみる。
 
無理があると言う程ではないのだが、DAPの良さが引き出しきれているとも思
えない。まだエージングもしていないので何とも言えないが、兎に角ドキドキも
のであった。
 
取り敢えず、普通のレベルには達しているようである。(どこを基準か?)
 
印象を率直に言えば、音数は多め、音質は結構確りしている様、音場感はそんな
に出ていない、定位は、ぼけているということはないのだが、ピシッと決まって
いるという感じでもない。少しシャリ付き感あり。といったところ。
 
分離は悪くない。あくまでいきなり聴いてみての感想なので、たぶんこれからど
んどんと変化していくだろうという期待を込めて言っているのだが、案外平凡で
終わらないとも限らない。
 
10時間位聴いただろうか、イヤホンが何となくDAPの能力を引き出しきれて
いなそうなので、色々と取り換えて聴き比べてみたが、結論を今出すのは早すぎ
る気もするが、もうちょっと、細かい音まで確り拾えるようなイヤホンがあれば
その方がいいように思えてくる。
 
試しにヘッドホンMDR−Z1000を繋いで聴いてみる。結構雰囲気が変わる。
その前に、HD800をアンバランスで繋いで聴いてみたが、やはり鳴らしきれ
ていない印象だ。
 
Z1000をソニーのWM1A、WM1Zに繋いで聴いた事があるが、意外と音
場の広さや定位の良さをそれなりに表現出来ていたという印象があったのだが、
今回も、低音が確り出ていたり、中域がきれいにでていたり、アタック感のある
のが感じられたりと、あくまでモニタリング的、チェックっぽい使い方ではある
がそれなりに使える。やはり音場はあまり広くなさそうか。
 
聴いてみていっぺんで惚れる程でないのが残念だが、きっとそれなりに使ってい
けるだろうという気がしている。やはり、マッチングの良さそうなイヤホンまた
はヘッドホンはどうしても必要のような気が今の所は、している。
 
また金使っちまうんかなー。あんまり夢中にならないぐらいが丁度いいとも思う
のだが。
 
ところで、エージング用のツールが付いてくるDAPがいくつかあったりするが
これにも付いてきているのだが、せっかくだから聴きながらその変化を楽しみた
いと思っているので、あんまり出番がないかもしれない。
 
後、音楽を聴いていると、本体がほんのり温まってくる。まあ、良くある事だな
と気にもしていないが。それと、オプションというか、アクセサリ類があまり出
ていないようなので、ちょっと残念。ケースは革のが付いているが、ちょっと渋
すぎないか。
 
 
 
また、変化があった頃にレポートしようかなっと。