癖になったことの代償としてか。

 
まあ、こんな場末のスナックじゃないけど、クソ記事に(本人はそう思ってないが)
読んでくれていて、それなりに、何かを思ったりする人もいてくれたりするので、
もう少しちゃんと?説明しておきますか。
 
屁理屈なんて聞きたくないと思う人は、読むのをお控えください。へりくつばかり
こねていますので。
 
まずは、前回の記事のその後についてのご報告から。
 
ノイズ除去装置を取り敢えずノイズの多そうな場所に設置して、しばらく様子を見た。
それで分かったこと。

基本的に、電化製品を殆ど使っていないときには、殆ど反応しない。全く無反応とも
言えるくらいだ。
 
だが、少しずつ機器のスイッチを入れていくと、それにつれて、まあ、タイムラグは
あるが、反応し始める。特に、テレビとエアコンが効いているようだ。
 
パソコン2台、テレビ、エアコン、23インチモニター、ヘッドホンアンプ複合機
セパレートのヘッドホンアンプといった感じだ。
 
この状態でも、1秒に1回よりちょっと早めの周期で反応している程度だ。
 
YouTubeで見たものは、殆ど反応しっぱなしで、いかにもノイズが出まくって
マスといった感じなので、やはり、そんなに電源環境は悪くないと言うことなのだろ
う。
 
こんな感じで見てみると、それなりに動作しているようだ。だが、オーディオのノイ
ズに対する反応はシビアなので、これで良しという訳でもないだろう。
 
付けたことによって音は良くなったのか。はっきり言って分からん。でもその違いが
分かるからと言って偉いとは思わない。自分がいい音を聴きたくて付けただけなので。
まあ、ノイズ警報機とでも思っておこう。
 
これについては、一応ここまでにしておく。
 
次に、ヘッドホンアンプ購入の件について。
 
HD800の事しか書いてないので、HD800フェチと思う人がいたりすると困る
ので、いや、そこは困らないが、それをネタに、HD800をdisるネタにされると困
るので(そんなやついるのかっていうかそんな人がこの記事を態々読むのか分からんが)
あまり足しにもならないかもしれないが、説明を加えておく。
 
手元にあるヘッドホンは、オーディオに嵌りだして最初に買ったのがK701で、HD
650と比較して、当時は、HD650は殆どアンバランスでしか使われていなかった
ので、K701も同じアンバラで、値段も今ほどの開きはなく、K701の方がちょっ
とだけ安い(5千円位だったか忘れたが)値段で売っていた。
 
当時のそれぞれのヘッドホンの評価記事も散々読んでから決めたのだが、実際自分で聴
いた感じでは、評価記事でも、チラホラ言われていたが、HD650はちょっと音が籠
って聴こえる、K701の方が開放的という気がしていた。
 
それに、まだオーディオにお金を使うのが惜しくて、数千円でも安い方がいいと思って
いたりして、また、K702の評価も結構良くて、K701とは兄弟分みたいなものか
と思っていたので、そんなこんなで、K701を思い切って購入した。
 
もちろん、今でも持っているし、時々聴いて視たりする。他のヘッドホンにはない魅力
があると思っている。あんまり大事に扱ってあげてないけど。すまんな。
 
その後、HD650はバランスにして聴くと音場も広く、抜けも良くなり、名機と呼ば
れる?ようになっていったように思う。値段も寧ろ高くなったくらいである。
 
で、ヘッドホンを買ったら、やっぱり、パソコンに元からついてるオーディオ端子から
の試聴で満足する訳もなく、ヘッドホンアンプ(一応複合機っていうのか?USB、光
、同軸入力のあるやつ)を購入し、そこそこ満足していたのだが、そのうち、SONY
がK701とそんなに大きく値段が違う訳でもなく、高音質を追及して、ハイレゾ音源
にも対応したという、MDR−Z1000を発売した。
 
今では当たり前のように言われているが、所謂、「今まで聴こえなかった音が聴こえる
」という触れ込みで、雑誌などの評価も良く、K701とはキャラクターが全く違い、
解像度の高さと、低音の締まりの良さなどに惹かれ、結局どんどんと目移りしていった。
だがこれも、ヘッドバンドがボロボロになってしまったのを、eイヤでヘッドバンドだ
け別売りしていたので、買って付け替えた。一応大事にしているつもりだ。勿論現役で
Babyfaceに繋いで、しょっちゅう使っている。
 
HD800も結構発売は古く、どういうタイミングだったか忘れてしまったが、まず買
うことはあるまいと思いながらも、しょっちゅう家電量販店の試聴コーナーに入り浸り
張り付いて聴きまくり、他のヘッドホンと差し替えては比較して、まあ、量販店さんに
は迷惑千万だったろう。でも、SHUREのSRH1840と聞き比べできる環境が用
意されていて、「残念だけれど、やっぱ違うよな。」と自分では思っていた。(たぶん
これにも異論はあろう。disってることになるのかな)
 
SRH1840が発売される前はSRH940が絶賛されていて、超高解像度で、価格
はお手頃のように言われる事が多かったみたいだが、自分が聴いた限りでは、所謂、
「輪郭強調」の感が強く、色々別の環境や、別の音楽で聴いて視たりすると、ホワイト
ノイズが強烈に出たりして、色々なタイプの音楽を聴くにはちょっとという気がしてし
まっていた。(これも当然、異論だらけか)
 
STAXも購入はしていないが、これもかなり聴きまくった。SR−009と、SR−
L500、SR−L700を聴き比べたが、あまりの違いにショックを受けた。滑らか
っていうのはこういうのをいうのかと思った。他のSTAXの機種も聴いて視ているが、
理由は色々あるが、自分の求めているものと方向性がちょっと違うのかなと思っていて
そのままにしている。あまり、比較しようとは思っていない。いつか比較したくなる時
が来るかもしれないが。
 
他にも、楽器を弾くときは、オーテクのATH−PRO5mk2を2台別々の楽器に繋
いで使っていたり、SONYのMDR−XB700なんかも持っているが、流石にこれ
はちょっと低音に偏っている気がして出番が少ない。(でもそこが魅力か)
 
PIONEERのサラウンドヘッドホンも未だに所持している。サラウンドの何となく
限られた空間で鳴っているような感じにちょっと残念さを感じるのだが、これも使い方
次第だろう。映画を観るときには良かったりするのか、でも映画も家でも外でもめった
に見ないので、出番が少ない。
 
ここまで書いてみると、やっぱり、どうしてもあるものを良く言うと、別のものが貶さ
れてしまう事になってしまうのか、唯褒めているだけの心算でもそうは甘くないという
事だ。しかし、殆どのものは、それなりの用途を絞って考えれば、ベストとは言わない
までも、ベターマッチングにはなるのではないか。
 
全てがオールラウンダーでなければいけない必要もない。
 
まあこれ以上書いても、所詮フォローにもならず、結局は、HD800以外を貶してい
るようなもの、それを避けようとすれば、HD800も貶める事になるだけのようなの
で、このぐらいにしておこう。
 
要するに言いたいことは、まだまだ違ったタイプのヘッドホンも未だに聴きまくってい
るし、HD800よりも良いと思われるものも沢山あると思っているし、HD800を
買ったのは、勿論値段の要素も相当大きいし、他のヘッドホンでもそれは変わらないし、
そういったあらゆるものをひっくるめて、今回、p−700uの別の一面が見れたと思
ったので、購入に至った訳で、また、p−700uについても、散々試聴しまくってき
たし、また、これが最高と思っている訳でもないし、自分がそれを選んだ理由を述べた
までなのだが、
 
だが、「俺っちのサイコー」って言いまくっている人もいたりするのを見ていると、そ
れだけならまだいいが、結局それで終わらず、「あれはだめだ」「これはだめだ」「こ
うしなさい」「ああしなさい」「悪いものは悪いと言わなければだめだ」って、やんわ
りと言っているつもりなのだろうが、そして、オーディオに精通している人が言ってい
る事の受け売りだから、大丈夫だろうと、糞機云々と
 
どっかで散々聴いたセリフが
 
ああまた違う人になって寧ろパワーアップされて繰り返されているのか、でもこの人は
有識者の言う事の受け売りだから?前の人みたいに強烈な批判を浴びる事はないんだな
(でも時には間違ったというより勝ち負けに拘ってわざと捻じ曲げられたオリジナルの
情報を平気で垂れ流しているとしか思えない)
という現実を見ると、「正しいものが勝つんじゃない。強いものが勝つんだ。」と悔し
そうにある先人が宣っていたのをいつも思い出す。別に自分が正しいと言っている訳で
もないのだが。いや、言っているんだな。
 
確かに、「正しい」とか「正しくない」とか言うことは人間が勝手に決めた事で、鯨を
食べるのは悪いことで、マグロを食べる事は良いことであると一概に言えはしないはず
なのだが、絶対に善、悪を決めなければ、すまない、避けられない性なのだろう。