中華のヘッドフォンアンプですかねー。
今週のお題「今年買って良かったモノ」
Ｕ−０５も、ヘッドフォンにＨＤ７００と、純正のバランスケーブルを
使用し、プレーヤーソフトにＪＲＭＣ、ＤＤＣにはＵ１２と、結構手を
掛けたつもりで、かなり良くなってきていると思うのだが、悲しい事に
人間、技術などを身につけるのは大変だが、慣れるのと、忘れるのは、
非情に早いようで、この位良い音するのは、結構普通なんじゃないかと
錯覚してきたりする。
ところで、お題についてだが、本当は今年買ったモノじゃなくて、２、
３年になるのだが、有難味がやっと分かってきたという事で、今年の買
って良かったものにランクインさせて貰おう。
かねてより、Ｕ−０５のＤＡＣ機能とヘッドフォンアンプ機能を何とか
別々に評価してみたいなんて片っ苦しいものじゃなく、どんなもんか試
して見たかったという程度のものだったのだが、ヘッドフォンアンプも
ちゃんとしたものを揃えるには、まあ、Ｕ−０５と同額ぐらいでないと
効果の程は分からないのではないかと思っていたので、ちょっと手（足？）
を出すのに、二の足を踏んでいたのだが、ここで、そういえば
「ＦＡ１pro+」
なんていうヘッドフォンアンプが殆ど飽きられてほったらかしじゃない
かというのに気付き、アナログ接続で聴いてみたのだが、もともと金額
も２万ちょっととお手頃で、音もそれなりかと納得してそこそこにしか
使っていなかった訳なのだが、お手頃品に有りがちな、オペアンプの交
換が出来るタイプのもので、それでもＡ１ ｃｌｏｎｅと呼ばれていて
９９％Ａ１に似せてあるというのが売りなので、音に今一納得が行かな
かったのだが、買った当時はそれでも弄るのがもったいなくて、仕方な
くそのまま使っていた。
今となっては、もっと音の良いアンプが購入できたので、「やっちゃえ
日産」に乗せられて、オペアンプを弄ってみる事にした。あんまり関係
ないが。
何時もなら、此処で最高スペックのものをチョイスするのが、自分のポ
リシーというか、所謂、「スペックバカ」なので、スペック良ければ、
プラシーボ全開という感じで行くのだが、歳をとったせいか、何故かそ
こへ思いっきり突っ込んでいく事が出来なくなってきているというか、
満足の仕方が変わってきてしまっているので、此処は一択で、日本の誇
る最高峰？オペアンプＭＵＳＥＳ０１へ向かってしまった。（ＭＵＳＥ
Ｓ０１はスペック的にはそんなに良くない）
その前に、取り敢えず今手元に有るオペアンプでどれ程変わるかチェッ
クしてみようという事で、ＯＰＡ２６０４に変えてみた。
良いじゃないの。結構。
ヘッドフォンとＤＡＣが良いせいも大いに有ると思うが、あまり期待し
ていなかった低音が結構確り出てるじゃないの。
という事で、これならもっと評判の良い、ＭＵＳＥＳ０１にすればもし
かしてＵ−０５純正を抜いちゃうんじゃないのなんて期待を膨らまし始
め、ネットで漁って、仕入れた。
一昨日に届き早速試聴。特別悪い所も見当たらないが、良い所もあんま
りという感じ。こんなもんか。世間の評判なんて、こんなもんなのか。
不安を感じつつ、兎に角エージングに励んでみる。
そして今日３日目。何かちょっと化け始めてるんでないの？何かいい感
じ？で、また元に戻ってＵ−０５直刺しで聴いてみる。んーやっぱダメ
かー、まだ純正に勝てないかー、でも結構良い感じ。高音、低音という
より奥行き感が出て来たんでないのー。いいんじゃないこれ。
でも改めて訊いてみると、Ｕ−０５のシングル直刺しも結構音良かった
んだーと改めて認識させられる。勿論相手に不足は有るだろうけど。
まだもう少し鳴らしこんでみて、取り敢えずは変化を楽しむかー。
まだその後もあるし。オペアンプＬＭＥ４９９９０、４９８６０、ＯＰ
Ａ２１３４、などなど。でもきっとＭＵＳＥＳ０１を鳴らしこんだ後で
は多分、感動は薄いかも。スペックバカとしては４９９９０何かが期待
の的なんだが。
ＯＰＡ６２７が本当は欲しかったのだが、一回路４５００円とか言われ
たら流石に手が出ない。足が出る。生かしきれる自身もないし。微妙な
違いしか感じられなかったら泣くに泣けない。
まあ、そんなこんなで、やっちゃったって程でもないのだが、結構買っ
ておいて良かったなーなんて今さらながら思ったりして。
しかし、Ｕ１２といいＦＡ１ ｐｒｏ＋といい、中華の低価格帯が結構
頑張っている。部品を良いものを使っているし、回路はコピーだし^_^;
寧ろ着実に実績を上げている。（というか、外れもきっと沢山有るんだ
ろうが、この２つについては当たりと言えよう）
スペックバカもそうそう外してもいないんじゃないかと胸を張ってしま
う今日この頃。今年というよりは最近かなー。
実は、買って良かったのはＭＵＳＥＳ０１だったりして。まだまだこれ
から期待してますよー。終わり。
