Dejavu?

 
 
楽しけりゃいいじゃんと言ってみたものの、根っからの悲観論者
なのか、何か「とかくこの世は・・・。」というような考え方に
行ってしまう悲しさ。
 
もうちょっと楽しめる方向へと行けんもんかと思うのだが、悲観
的にあれこれ悩んでいるのが、実は脳内では楽しんでいたりする
のだろうか。
 
ヘッドフォンの選定の時にも随分と悩んだ。あっちは良いけど、
ちょっとこっちの方が少し・・・とか、あまりにも高くて手が出
ないとか、曲によってかなり印象が変わるので、曲に合わせて選
らんで聴けるように、いくつも買って持っていた方が良いとか。
 
何だかんだで、結局少しずつエスカレートしていって、今の状態
があり、当時と比べたら、天と地程の差もある位良くなっている
のだが、今度は贅沢な悩みに走りだす。
 
この程度の事で、悩んでいられるのは幸せな証拠なのだろう。
 
で、今回のお悩みは、やはり、自分の環境を貶された恨みはそう
簡単には消えない?のか、それとも、もっと良い環境を求めて、
また、エスカレートしていくのか、本人がその気になっても、結
局俺の人生を決めているのは俺自身ではないので、どうなるかは
全く意味不明(こう言う所で普通使わんな)。
 
で、結局薬局放送局、また、うんまいもんを頂いちまったもんで
はてさて、どうお礼を言ったらいいものやら。馬鹿正直に、「あ
れは美味しかったけど、これはいまいちだったです。」とか言っ
てしまうのか、それとも、「初めて食ったもんばっかりでどれも
みんな美味しかったです。ごっつあんです。」とヨイショして済
ましてしまうのか。
 
今の立ち位置からして、あんまり馬鹿正直に言ってしまうのは、
危険な匂いがぷんぷんと漂っているのだが、言わずにおれんのか
なー俺は。
 
今言わなくとも何時か言うだろうし。でも、それって結構大事だ
ったりするのだろう。
 
難しい。こっちが大した事ないと思っていても相手にとっては重
大な事だったりするので、全く難しい。
 
仕事を干された時も、正直な感想を言おうとした矢先、先手を打
って切られてしまった訳だし。切るならせめて、言ってからにし
て欲しかったものだが。相当溜まっているものが有ったのだろう。
 
という訳で、ここで言ってしまうのだが、純粋?に趣味の問題な
ので、俺の趣味まで奪う事が出来るのかどうかはこの後どうなる
かを見てみなければ分からない。全くの杞憂だったりするかもし
れないし、手痛い代償を払わされるかもしれないし。
 
また、ヘッドフォンやヘッドフォンアンプ複合機などについてな
のだが、自分で高価な(昔からすれば相当分不相応な程)ヘッド
フォンとアンプ複合機を買ったので、随分と考え方も変わってし
まった。有る意味今の環境が当たり前と思うようになってしまっ
ている。 
 
そのため、まあ、言う事は偉そうなことばかりになるのだが、実
際、色々な違いが分かるようになってきたという事実も否定され
たくない。
 
HD800とHD700の違いは、寧ろ昔ほど大きいとは思わな
かったが、音場の広さ、楽器と楽器の間(ま)、微妙な空間の表
現が特に違うと感じた。この間(ま)が、気持ち良かったりする
訳で、どうしても、「高いの買っときゃ良かったなー」なんて未
だに思わせられたりする。昔はそこまで執着は無かった。こっち
でも充分だろうと。
 
NightHawk(ヘッドフォン)について。
 
まあ何となく思っていたような音かな?もう少しスピーカーらし
さが出ていたら、買いだったかもしれないが。兎に角、デジタル
を極限まで追求していく方向とは少し違う所が魅力だろう。でも
デジタル全盛の昨今、主流になるのはちょっと難しいのでは。ク
ラシックは全く得意でないが、ちょっと聴いただけだけれど、も
しかしたらクラシックにはより合っているかもしれない。
 
HD−DAC1とU−05のヘッドフォンアンプのアンバランス
接続について。
 
U−05のPCからのUSB接続で鳴らした場合に、どうも他の
マランツや、FOSTEXと比べると何か物足りない様な気がす
る事が有ったのだが、今回確り環境も確認して、同じ曲で聴き比
べ出来たのだが、趣味の違いの範囲を超える程のものではないと
言えよう。どうしても、環境にかなり影響されやすい部分なので
自宅で聴いたり、あの店で聴いたり、この店で聴いたり、結構ご
っちゃになってしまっていたが、今回の試聴で少なくとも同等程
度の音が出せると確信した。ケーブルも、パソコンもちっとも高
価なものではなく、何処にでも有るパターンと思われるので、普
通に買って、普通に使っている人が聴ける環境だと言える。
 
勿論、不満がない訳ではない。ただ、自分はどうしても先へ先へ
と突っ走っていくタイプ(でも臆病だったりする)なので、有る
意味「飽きやすい」と言えるかもしれない。ので、DDCを付け
たり、ノイズフィルターを付けたり、PCの再生ソフトを換えて
みたりと、次から次へと手を出してしまう。
 
ちょっと落ち着いて、見直して見ると、U−05の低音の再生能
力は魅力的だったりする。しかし、マッチングが悪いと、ドスド
スとした音になってしまう事もある。ヘッドフォンとのマッチン
グというのも非常に難しいものが有る。これは、U−05特有の
事ではなくどの機種でも言える事なので、それはまた後で。
 
兎に角、今回最低限(聴かせてもらっていて失礼千万だが)この
環境でも、これだけの音がだせるのだと分かった事で、取り敢え
ずこれ以上は拘る必要もないだろう。後は自分の趣味で世界を広
げて行けばいい。
 
自宅でも帰ってきてすぐ確認したのだが、同じ様だった。自宅の
環境は、電源もAC(スイッチング電源)アダプタなど沢山繋ぎ
まくっているし、パソコンもなんのノイズ対策もしてないし、コ
ードもごちゃごちゃに引きまわしてたりするので、本当はもっと
整理しないと、ちゃんとした評価にはならないのかもしれない。
この間までは、USBケーブルを3m近く引き回していた。酷い
もんだ。これで検証とは聞いて呆れる。
 
特にUSB接続にノイズは付き物なので、ノイズの入り方次第で
いくらでも音は悪くなる。
 
UD−503の試聴について。
 
これは、ヘッドフォン祭りに展示されていたのを試聴したぐらい
しか聴いた事が無かったのだが、今回は確りUSB接続で、ある
程度時間をかけて聴く事が出来た。サンプル曲は幾つもあったの
だが殆どがDSD。勿論音は良いが、他との比較にはなりにくい。
まだ、PCMの段階で、DSDはまだまだこれからという所であ
るので、他でもあまり真剣に聴いていない。DSDのお陰で良く
聴こえるのだとすると、CDリッピングの再生でガッカリする事
も考えられるので、今のところはPCMに絞っている。
 
幸いにしてライブラリに96k/24の曲が幾つかあったので、
これを聴いてみた。自分で選んだので、特に良い音のする曲とか
音の悪い曲とか言う事は無いと思う。
 
かなりきつめの音である。ボリュームを上げると更にきつくなる。
ヘッドフォン接続はアンバランス。これが15万の音かと、ちょ
っと意外だった。もしかしたら、パラメータを色々弄る事が出来
て、マイルドからギンギンまでカバーしているかどうかは、買っ
た人にしか分からないか。兎に角今回の試聴では、あまり良い印
象は得られなかった。パネルのディスプレイの文字もドットが粗
くちょっと安っぽい。底力はもっと良いものを持っているのかも
しれないが、今回では、それは感じ取る事は出来なかった。
祭りの試聴ではZ7のバランスで試聴したので、ヘッドフォンと
の相性も、大いに考えられるが。特にBeyerのヘッドフォン
では、普通のポタアンでは、低域がモコモコになってしまう事も
あったりしたので、Beyerに合わせてあるなんて事を考える
とかなりヘッドフォンを選ぶ可能性は有る。
 
以上がお食事後の、感想である。
 
 
まだあったな。追加で。
 
Edition8を安価なポタアン+DAPで聴いてみたのだが
これがあまり宜しくない。DAP直の方が良かったか?何にせよ
Edition8自体が悪い訳ではないので、かといって、安価
なセットの方も、DT1770を繋いで聴いた時は、かなり良い
感じだった。DT1770の方が新しいので、鳴らし易い工夫も
されているのかもしれない。
 
これ一つとって、良いも悪いも決められないので、試聴環境は本
当に貴重だと言えよう。試聴環境を整えるのはそれなりにお金が
掛かっている訳だが、販売店が敢えてそれをやってくれるのは本
当に有りがたい。
 
レビュー記事などもどこまで信用できるかこれまた相当に難しい
事なのだが、無くても困る。レビューを管理している所も幾つか
あるが、管理の仕方によっても出てくる情報がかなり変わってく
る訳で、なので色んなところで、其々の持ち味を生かしてやって
貰えるとありがたい。
 
ここは別にレビューを書く所ではないのだが、読みたくない人に
とっては、全く目にする事もなく過ごす事の出来る所なので、レ
ビューよりも自由に書ける所が良い。
 
話があっちこっちへ飛んでも、また、ヘッドフォンから、別の分
野へずれていっても、答えを出さなくても、それはそれで個性と
言う事で、読みたくなければ、見なければ良い。検索に引っかか
って来ても、一度は見ても、次からは無視すればよい。
 
ここは寧ろ、オーディオと、普通は関係ない分野が時々混ざって
でてくるぐらいが良いと思っている。と言いながら今回はオーデ
ィオのみだったが。
 
本当はデジタル回路の設計なども昔はやっていたので、そっちの
方の話も面白いのだが、読むばかりで、こちらから発信する程の
情報は(それなりに集めてはいるのだが)無いのが残念である。
 
時間が有ればまた、自作なんてしてみたいが、それは贅沢の極み
と言われてしまいそうだ。しかし、オーディオも昔と比べては、
かなりデジタル偏重になってしまった。ハイエンドDAPなんか
は、殆どデジタルの塊か!!!と突っ込みたくなる程アナログ部
分が減ってきている。フェムトクロックにダブルOCXO、これ
またデジタルの要となる部分である。
 
デジタルの進歩は速い。だが、デジタルを使っていてもデジタル
臭さの少ないものも存在する。だが全体の流れは今の所明らかに
デジタルへ一直線。
 
後はスピーカーのデジタル化ですか。Dnote?いや、もっと
画期的なデジタルスピーカーでしょ。Dnoteはまだアナログ
から抜けきっていないでしょ。誰か考えてくんないかね。
(何処までも人頼み、最後まで偉そうだったか。)
 
 
 
くだらん長文失礼。