癖になったことの代償としてか。

 
まあ、こんな場末のスナックじゃないけど、クソ記事に(本人はそう思ってないが)
読んでくれていて、それなりに、何かを思ったりする人もいてくれたりするので、
もう少しちゃんと?説明しておきますか。
 
屁理屈なんて聞きたくないと思う人は、読むのをお控えください。へりくつばかり
こねていますので。
 
まずは、前回の記事のその後についてのご報告から。
 
ノイズ除去装置を取り敢えずノイズの多そうな場所に設置して、しばらく様子を見た。
それで分かったこと。

基本的に、電化製品を殆ど使っていないときには、殆ど反応しない。全く無反応とも
言えるくらいだ。
 
だが、少しずつ機器のスイッチを入れていくと、それにつれて、まあ、タイムラグは
あるが、反応し始める。特に、テレビとエアコンが効いているようだ。
 
パソコン2台、テレビ、エアコン、23インチモニター、ヘッドホンアンプ複合機
セパレートのヘッドホンアンプといった感じだ。
 
この状態でも、1秒に1回よりちょっと早めの周期で反応している程度だ。
 
YouTubeで見たものは、殆ど反応しっぱなしで、いかにもノイズが出まくって
マスといった感じなので、やはり、そんなに電源環境は悪くないと言うことなのだろ
う。
 
こんな感じで見てみると、それなりに動作しているようだ。だが、オーディオのノイ
ズに対する反応はシビアなので、これで良しという訳でもないだろう。
 
付けたことによって音は良くなったのか。はっきり言って分からん。でもその違いが
分かるからと言って偉いとは思わない。自分がいい音を聴きたくて付けただけなので。
まあ、ノイズ警報機とでも思っておこう。
 
これについては、一応ここまでにしておく。
 
次に、ヘッドホンアンプ購入の件について。
 
HD800の事しか書いてないので、HD800フェチと思う人がいたりすると困る
ので、いや、そこは困らないが、それをネタに、HD800をdisるネタにされると困
るので(そんなやついるのかっていうかそんな人がこの記事を態々読むのか分からんが)
あまり足しにもならないかもしれないが、説明を加えておく。
 
手元にあるヘッドホンは、オーディオに嵌りだして最初に買ったのがK701で、HD
650と比較して、当時は、HD650は殆どアンバランスでしか使われていなかった
ので、K701も同じアンバラで、値段も今ほどの開きはなく、K701の方がちょっ
とだけ安い(5千円位だったか忘れたが)値段で売っていた。
 
当時のそれぞれのヘッドホンの評価記事も散々読んでから決めたのだが、実際自分で聴
いた感じでは、評価記事でも、チラホラ言われていたが、HD650はちょっと音が籠
って聴こえる、K701の方が開放的という気がしていた。
 
それに、まだオーディオにお金を使うのが惜しくて、数千円でも安い方がいいと思って
いたりして、また、K702の評価も結構良くて、K701とは兄弟分みたいなものか
と思っていたので、そんなこんなで、K701を思い切って購入した。
 
もちろん、今でも持っているし、時々聴いて視たりする。他のヘッドホンにはない魅力
があると思っている。あんまり大事に扱ってあげてないけど。すまんな。
 
その後、HD650はバランスにして聴くと音場も広く、抜けも良くなり、名機と呼ば
れる?ようになっていったように思う。値段も寧ろ高くなったくらいである。
 
で、ヘッドホンを買ったら、やっぱり、パソコンに元からついてるオーディオ端子から
の試聴で満足する訳もなく、ヘッドホンアンプ(一応複合機っていうのか?USB、光
、同軸入力のあるやつ)を購入し、そこそこ満足していたのだが、そのうち、SONY
がK701とそんなに大きく値段が違う訳でもなく、高音質を追及して、ハイレゾ音源
にも対応したという、MDR−Z1000を発売した。
 
今では当たり前のように言われているが、所謂、「今まで聴こえなかった音が聴こえる
」という触れ込みで、雑誌などの評価も良く、K701とはキャラクターが全く違い、
解像度の高さと、低音の締まりの良さなどに惹かれ、結局どんどんと目移りしていった。
だがこれも、ヘッドバンドがボロボロになってしまったのを、eイヤでヘッドバンドだ
け別売りしていたので、買って付け替えた。一応大事にしているつもりだ。勿論現役で
Babyfaceに繋いで、しょっちゅう使っている。
 
HD800も結構発売は古く、どういうタイミングだったか忘れてしまったが、まず買
うことはあるまいと思いながらも、しょっちゅう家電量販店の試聴コーナーに入り浸り
張り付いて聴きまくり、他のヘッドホンと差し替えては比較して、まあ、量販店さんに
は迷惑千万だったろう。でも、SHUREのSRH1840と聞き比べできる環境が用
意されていて、「残念だけれど、やっぱ違うよな。」と自分では思っていた。(たぶん
これにも異論はあろう。disってることになるのかな)
 
SRH1840が発売される前はSRH940が絶賛されていて、超高解像度で、価格
はお手頃のように言われる事が多かったみたいだが、自分が聴いた限りでは、所謂、
「輪郭強調」の感が強く、色々別の環境や、別の音楽で聴いて視たりすると、ホワイト
ノイズが強烈に出たりして、色々なタイプの音楽を聴くにはちょっとという気がしてし
まっていた。(これも当然、異論だらけか)
 
STAXも購入はしていないが、これもかなり聴きまくった。SR−009と、SR−
L500、SR−L700を聴き比べたが、あまりの違いにショックを受けた。滑らか
っていうのはこういうのをいうのかと思った。他のSTAXの機種も聴いて視ているが、
理由は色々あるが、自分の求めているものと方向性がちょっと違うのかなと思っていて
そのままにしている。あまり、比較しようとは思っていない。いつか比較したくなる時
が来るかもしれないが。
 
他にも、楽器を弾くときは、オーテクのATH−PRO5mk2を2台別々の楽器に繋
いで使っていたり、SONYのMDR−XB700なんかも持っているが、流石にこれ
はちょっと低音に偏っている気がして出番が少ない。(でもそこが魅力か)
 
PIONEERのサラウンドヘッドホンも未だに所持している。サラウンドの何となく
限られた空間で鳴っているような感じにちょっと残念さを感じるのだが、これも使い方
次第だろう。映画を観るときには良かったりするのか、でも映画も家でも外でもめった
に見ないので、出番が少ない。
 
ここまで書いてみると、やっぱり、どうしてもあるものを良く言うと、別のものが貶さ
れてしまう事になってしまうのか、唯褒めているだけの心算でもそうは甘くないという
事だ。しかし、殆どのものは、それなりの用途を絞って考えれば、ベストとは言わない
までも、ベターマッチングにはなるのではないか。
 
全てがオールラウンダーでなければいけない必要もない。
 
まあこれ以上書いても、所詮フォローにもならず、結局は、HD800以外を貶してい
るようなもの、それを避けようとすれば、HD800も貶める事になるだけのようなの
で、このぐらいにしておこう。
 
要するに言いたいことは、まだまだ違ったタイプのヘッドホンも未だに聴きまくってい
るし、HD800よりも良いと思われるものも沢山あると思っているし、HD800を
買ったのは、勿論値段の要素も相当大きいし、他のヘッドホンでもそれは変わらないし、
そういったあらゆるものをひっくるめて、今回、p−700uの別の一面が見れたと思
ったので、購入に至った訳で、また、p−700uについても、散々試聴しまくってき
たし、また、これが最高と思っている訳でもないし、自分がそれを選んだ理由を述べた
までなのだが、
 
だが、「俺っちのサイコー」って言いまくっている人もいたりするのを見ていると、そ
れだけならまだいいが、結局それで終わらず、「あれはだめだ」「これはだめだ」「こ
うしなさい」「ああしなさい」「悪いものは悪いと言わなければだめだ」って、やんわ
りと言っているつもりなのだろうが、そして、オーディオに精通している人が言ってい
る事の受け売りだから、大丈夫だろうと、糞機云々と
 
どっかで散々聴いたセリフが
 
ああまた違う人になって寧ろパワーアップされて繰り返されているのか、でもこの人は
有識者の言う事の受け売りだから?前の人みたいに強烈な批判を浴びる事はないんだな
(でも時には間違ったというより勝ち負けに拘ってわざと捻じ曲げられたオリジナルの
情報を平気で垂れ流しているとしか思えない)
という現実を見ると、「正しいものが勝つんじゃない。強いものが勝つんだ。」と悔し
そうにある先人が宣っていたのをいつも思い出す。別に自分が正しいと言っている訳で
もないのだが。いや、言っているんだな。
 
確かに、「正しい」とか「正しくない」とか言うことは人間が勝手に決めた事で、鯨を
食べるのは悪いことで、マグロを食べる事は良いことであると一概に言えはしないはず
なのだが、絶対に善、悪を決めなければ、すまない、避けられない性なのだろう。
 
 

 

癖になりついでに。

 
癖になりついでに調子に乗って、別に有効性が評判になっている訳でも
ない、某ノイズ除去装置に手を出してみた。ていうか出してしまった。
 
環境が悪いと派手に反応するらしいのだが、ノイズの少なそうな所では
周期的に時々反応、周期が少し早くなるところもあったりする。
 
これだけではなんだか分からないのでYouTubeで動作状況を表示
してくれているものをいくつか見てみた。
 
基本的には、周期的に点滅している程度なのは、殆どノイズらしきもの
は乗っていない状況らしい。(ノイズと言っても、大きい物から小さい
ものまで、低周波から高周波までいろいろあるが)
 
ドライヤーや扇風機、エアコンなどを付けると、常時反応しまくり状態
になって、ノイズを除去している証になるようだ。
 
取り敢えず、パソコンの近くや、ACアダプターの近く、電子レンジの
傍などにつけて作動させてみたが、殆ど変化なし。
 
電気カミソリも反応なし。大丈夫かこれ?初期不良?どうやったら反応
しまくり状態になるのか?ビデオで見た程派手に反応することがないの
だ。
 
最近の家電製品はノイズに関して優秀なのか?これでは、ちゃんとした
根拠が示せない。よっぽど盛大にノイズが出ないとあゝはならないのか。
 
今のところ我が家はそれ程ひどい電源環境にある訳ではないと言えるの
か。もう少し過酷な状況で試して視るしかないのか。ノイズは出ないに
越したことはないのだが、これではチェックしたとは言えまい。
 
ハズレくじを引いたか、それとも問題なしか?  つづく・・・。
 
話は変わるが、最近荷物の配達について、アマゾンやヤマトが話題に登
っているが、ちょっと思ったんだが、中身が箱の割に小さかった場合、
もっと小さな箱で梱包すれば、資源(パルプ?)の無駄遣いが減らせる
かと思ったりもしたが、例えば、今までの半分の箱で済んだ場合、輸送
時には、二倍の個数の荷物が運べることになるが、そうなると、配達時
に持っていける荷物も二倍になる。そうすると、配達件数も2倍2倍、
何が何処にどう影響し、何が得で何が損なのか、まあこれはそうはなら
ないだろうが、いくら気を使ってもキリがないことは確かだと思ってし
まったのだがどうだろうか。ほんの一例としてだがまた逆の見方も出来
たりする訳で、あんまり考えないのも良いのかもしれないと思っては、
それはそれでダメなんだろうな。
 

 


 

癖になりそう。

 
今まで何か月もほったらかしだったものを、久々にやってみたら、結構面白く、癖になりそうだ。
 
次はPHA−3についてだ。
 
総じて評判は良さそうだったので、じっくりと聴いて見たい気持ちはあったが、これは基本的に
キンバーにZ7にZX2などという典型的なパターンを作り上げてこそ真価を発揮するものであ
って、それ以外のパターンはそもそも、簡単に試聴環境を構築できなかったりする。なので、あ
まり汎用性の低い物は、ちょっと?という感じで、手を出す気はあまりなかった。それと、前記
のパターンは既に試聴していて、それなりに良かったというのが印象に残っていたので、まあ、
それはそれでいいか、と一応分かっているものとして、放置してあった。
 
ところが今回、p−700uを購入する前に、PHA−3が中古で割引されて売っているのを見
て、p−700uはどうせ無理だから、PHA−3を試してみるかと、手を出してしまった後、
どうしても後悔が拭い切れず、このままでいいのか、散々再四悩んだ挙句、p−750uがそう
簡単に値下がりする訳もなく、また、p−700uが値下がりしても、その間に経験した分を考
えれば、それなりに納得いくだろうと、腹を決めてp−700uに手を出してしまったのだった。
 
そう言う訳で、PHA−3はとても可哀想な奴になってしまったのだが、何もNo.1でなくて
もオンリーワンならそれでいいじゃないかとも思え、確りバランス環境を作って聴いて見ること
にした。
 
ちょっと専用のケーブルは購入できない(そもそも探したがほとんど出てこなかった。こんな所
がSONY製品と他の製品を単純に混在できないというか、比較しながら気に入ったものを選べ
ない理由になっていたりするのだろうが)ので、端子さえ合えば、配線は合わせて繋ぎ変えてや
ればいいので、XLR−3.5mmステレオの汎用のケーブルを購入し、PHA−3の端子の接
続情報を調べて、配線も短くして、繋ぎなおした。
  
幸いなことに、何とかうまくいき、一発でちゃんと鳴らせた。
 
アンバランスでは、もう聴いていたので、ここで、感想を書いておくと、はっきり言って、明瞭
度は高いものの、低音ブースト感が半端ない。特に、イヤホンを繋いだときなんざ、もうドドド
ドドっという感じで、低音が降り注いでくる。かといって、他の帯域がマスクされるという感じ
でもないのだが、兎に角全体としてはバランスがよろしくない。これがHD800のアンバラン
スだと、もうちょっと抑え気味になるのだが、それでも多めに聴こえる。それはそれでいいとい
う人もいるだろうというか、それがかえっていいとも言えるのかもしれない。だが、繋ぐ先によ
ってこんなに変わるのも、珍しいんじゃないか?そうでもないか。
 
で、やっとバランス接続で試聴を始めた。かなり多めだった低音は結構気にならなくなり、全体
的に比較的バランスのとれた、ちゃんとした感じになった。
 
ちょっと音がきつく感じるところもある。はっきりしているともいえる。中古なので、もう何年
も使ってきたものなんだろうから、それにしてはあんまりヘタってないといえるのか。
 
よくよく聴いて見ると、確かに音の空間表現は、据え置き型の同じくらいの価格帯のものの某機
種に比べても、良いと思える。はっきり系ではあるが、硬すぎず、残響も多すぎず(というか少
な目)音に包まれる感覚がある。これはこれで十分需要はあるだろう。ただ、据え置き型の高額
な機種を食ってしまうほどかと言うとそこまでは行ってない気がする。
 
また、据え置き型は、ノイズ対策や、電源強化、いろいろなアクセサリの追加など、後々手を入
れる楽しみは多いのかもしれない。(ヘッドホンアンプじゃなくDAC+HPA機との比較)
 
因みに、PHA−3はUSBが基本ポータブルで考えられていて、端子もB端子が付いていない。
A端子に変換して繋いでやれば普通のDACと同じように使えるのか?説明書を見ただけでは良
く分からないのでまだ、トライしていない。前記の試聴はDDCからの光接続で行なった。
 
後継機種が出るかどうかは知らないが、これを上回り、同社のフラッグシップDAPを下回るも
のというと、かなり中途半端なものになる気がしてならない。
かといって、それらをカモるようなものを、同じような値段帯で出すというのもマーケティング
的にちょっと有り得ない気がする。
 
ポータブルで使うのが基本だろう。そうすると、どうしてもサイズや、使い勝手の良さや、接続
のシンプルさなどが重要になってくる。COAXIALの入力が欲しかった。
 
次機種の課題としては、サイズをどうにかして欲しい。ここをもうちょっと何とかしてもらわな
いとDAPにイヤホン直刺しでいいじゃないかという方に流れて行かざるを得ない。
 
ホントのところDAP一つで、ちょっと高価な、バランス接続できるイヤホン買って、スマート
に音楽に浸るのがシンプルでいいんじゃないだろうか。もし、発展していくとすれば、寧ろ、無
線環境で、ミュージックデータをダウンロードまたはストリーミングなんていう方向の方が幸せ
になれるような気がする。
 
 

 

久々に世迷いごとを書き連ねてみる。

 
オーディオ沼の深みに嵌った。と言っても所詮出来ないことは出来ない、その程度のものなのだが。
ヘッドホンアンプのp−700uについてなのだが、チョー有名どころで、たぶんヘッドホンアンプ
を一度でも買おうと思ったことのある人なら、必ず知っていると言える程のものだが、今まで散々、
何十回でもきかないほど店頭で試聴していたので、その良さは、それなりの状況を揃えてみないと分
かるようにはなるまいというか、効果を実感できるようにはならないだろうというか、有難味が分か
らないだろうと思っていたのだが、イベントの試聴コーナーであっさりと洗脳されてしまった。
(いい音を聴かせてくれたのになんて失礼な!分かる人には分かっていたんだなということかな。)
 
次世代機p−750uが発表されて、それとの聞き比べができるようになっていたのだが、買う気な
んて更々ないのだが、取り敢えず違いを確認しておこうと思い、聴いてみた。
 
今まで、Luxmanのヘッドホンアンプも、HPA+USB DACの複合機も結構試聴していて
特有の響きがあるという認識で、基本的には、なるべく、ストレートで飾り気の少なく、かつ、夫々
の音のリアリティがあるものが好きだと思っていて、そういう意味では、ちょっと違うのかなと思っ
ていたのだが、今回のイベントで聴かせてもらったものは、そういった感じとは明らかに違い、音の
存在感というか、リアリティがはっきりしていて、尚且つトータルでも、確りした音場を作っている
という印象だった。
 
いつもよく聴いている、MARCUS MILLERが入っていたので聴いてみた。ハイレゾはそれ
程用意していなくて、殆どがCDからのリッピングものなのだが、勿論その違いもあるだろうが、そ
んなもんではなかった。
 
何と言うか、これが求めていたものだ、というのも大げさだが、かなりツボに嵌ってしまった。いつ
ものLuxトーンじゃない!!!ってかんじか。
 
キラキラとしたような音、残響成分が沢山含まれていて、それによって音場の広さを感じるみたいな
そんなチーブな(大変失礼。今までその程度と思っていたのも失礼だが。)もんではなく、一つ一つ
の音に実在感が十分にあり、全体でも、わざとらしくなく、ちゃんとした広大な音場を聴かせてくれ
ている。
 
HD800(ヘッドホン)も自宅で聴いているいつものやつとは明らかに別物だ。こんなにダイナミ
ックな音がしたっけ。ベースのチョッパーの弾ける感じや、ゴリゴリとした音がリアルだ。
 
勝手に自分なりにリアリティを頭の中で想像(創造?)していたのだが、それにすごく近い感じがし
て、「いい!」と思ってしまった。もっと値段の高いものも随分と聴いてきたつもりだったのだが、
案外身近にあったのかと、今まで何をやっていたんだか、情けない限り。
 
いい音はいい音なんだが、何と言ったらいいか、兎に角傾向がちょっと違うのだ。
 
尤も、p−700uでも、上流まできちんと揃えて確り試聴したことは意外となかったんだというこ
となのだろう。p−700uの潜在能力はその程度ではなかったということだ。これもある程度予想
していたつもりだったのだが。
 
実は、ここ数か月、いやもっと前からか、ヘッドホンアンプのいいものがないか、ずっと探していた
のだが、なかなか試聴できる機会がなく、なので、今もって、p−700uが、まだ聴いたことのな
い数多くのヘッドホンアンプと比べて、どの程度かさえも分かっていないのだが、少なくとも、この
程度以上のものでないと、DACの聞き比べに使うには力不足だと思えた。
 
実売価格5,6万円のヘッドホンアンプでは、殆ど複合機に備え付けのアンプと大差ない。(まあ、
それ程値段だけで決まるものでもないだろうが、今回のことで、結局はどれだけ技術を注ぎ込んだか
が、結果として出ているような感じになってしまった。)きっと中には、時代遅れの技術を使って、
ただ単に肥大化してしまっているような製品もないとは言えないのだろうが、所詮そんな所までは、
分かるようになるはずもないだろう。
 
自分の耳で聴いてみないと分からないというのは確かだが、散々聴いて見た積もりでいても、全然分
かってないんだともいえるのが、沼の沼たる所以か。抜け出す方法が分からない。でも取り敢えず、
 
「買ってしまいました。」
 
自宅の環境は、イベントでの試聴環境に比べて遥かにチープだが、それでも、アンプの良さの違いは
はっきりと分かる。複合機も、DACの性能を出し切れていなかったのだということが判明した。
 
結局それで、何かいいことがあったのかというと、単に高いお金を出して、前よりいい音が聴けるよ
うになって、前よりいい音楽が楽しめるようになって、更に人の意見を素直に聴かなくなってと、良
かったのか悪かったのか知らないが、結局、いい音で音楽を楽しみたかったら、それなりにお金を掛
けなければダメだみたいな結論しか出てこないじゃないかということで、人と違ったことをしようと
してみても、そんなに大した違いは出てこないというか、出せないのだ。
 
ていうか、別に人と違ったことをしようとしていた訳でもないのだが、自分で聴いて自分なりの判断
を出すように心がけていたつもりだが、結局それは、自分のための答えが得られただけで、人に自慢
してもしょうがないし、人に押し付けてもしょうがないし、参考になるかも怪しい。
 
いいものに巡り合えたのは確かだが、それがベストかどうかも、全く分からない。いや、ベストの筈
がない。だからこその沼。ゆっくりと浸かってのんびり過ごすのが吉ということなのか。最低でも、
4,5年はこのネタで浸かっていたいものだが、たぶんじっとして居られないだろうなあ。
 
 
 
終わり。
 
 

 

もう行きついているらしい。

 
 
 
随分と間が空いたが、流石に色々なことがあった。結局ヘッドホンの3D問題は、良く分からないが
スピーカーの世界では、聞く人を中心に、兎に角ぐるりと一回りスピーカーを配置して、それらをト
ータルで制御しながら鳴らしてやればいいらしい。初期のサラウンドはどうも違和感がきつくて、使
う気がしなかったが、最近は、かなり自然に近く?聴かせるようになったそうだ。(と、某メーカー
さんはおっしゃっていました。)
 
それでいいんじゃないか、と、最近は思えてきた。聴いてみた訳ではないのだが。音を出したい方向
にスピーカーを置く。当たり前の事で、よろしいんじゃないでしょうか。
 
ヘッドホンについては良く分からないが、音楽という芸術と思えば、聴きたい人の欲求を満たせれば
それでいいんでは。
 
 
 
 
 
話変わって、もう随分とまえのことなのだが、朝早くお仕事で、田舎の方の道を走っていた時、角を
曲がった瞬間に、眼前に道を塞ぐほどどでかい岩が置いてあるではないか。
 
道は車一台通れるくらいの道で、両側はちょっとした切り立った崖のようになっているのだが、そこ
には木が生えていて、岩が転がり落ちてくれば、木がなぎ倒されたり、がけが崩れたりしていなけれ
ばおかしい様な状況なのだが、そんな様子は全くない。道も普通の道で、坂でもないので、岩が転が
って落ちてきたとも考えられない。
 
じゃあ、どっから来たんだこの岩は?
 
夜中だったし、バイクで、脇を辛うじてすり抜けられるくらいのスペースがあったので、すり抜けて
行ってしまったのだが、後で考えてみると、これは絶対警察に連絡しなければならなかったのだと、
気づくのが遅すぎた。他の人もよけて通ると思ったか?いや、結構、曲がってすぐなので、ぶつかっ
てしまう可能性は十分ある。ガキだったんだろうな。誰かがどうにかしてくれると思っていたか。
 
警察がどう取り扱うかは別として、後から通る人の事を考えたら、こりゃ通報しなければだめでしょ。
なんでスルーしてしまったのかは忘れてしまった。お仕事が、過酷な状況ばかりでこけたりはしょっ
ちゅうだったので、神経がマヒしてしまっていたというのもあるとは思うが、それにしても、こんな
重大なことを放っておいてはいかんな。
 
しかし本当に、どこから来たんだ、あの大岩は?ニュースにもならなかったし、そしてどこへ行って 
しまったのだろうか。永遠の謎だ。 
 
もう一つ、これはごく最近なのだが、自動車をバックで車庫入れしようと、交通の便が減るのを待っ
ていたのだが、なんと、そこへいきなり自転車が後ろからやってきて、わき目も振らず、車の後部の
バンパーに体当たりを食らわせてきた。
 
で、なんて言うかと思ったら、「自転車は歩行者だ。だから車にぶつかったからこれは人身事故だ。
お前が悪い。警察を呼べ。」みたいな事を言い出した。で、じゃあ、ほんとに警察を呼んで、話を付
けようじゃないかといったら、途端に自転車で逃げようとしだした。目を瞑って運転していたとか、
言い訳していたが、(言い訳になるのか?)兎に角お前が悪いの一点張り。終いには慰謝料よこせみ
たいなことまで言い出す始末。警察を呼ぼうとすれば逃げられてしまうので、警察を呼ぶことも出来
ず。
 
ぶつかったって車が壊れなければいいんだとも言いだす。結局どうすることも出来ず、当て得でその
まま悠々とその場を立ち去った。
 
まだまだあるのだが、書ききれないので、ここでやめとく。ちょっと目眩がしてきた。のは、これを
書く前からだが。

きっと、「俺なんかもっとひどい目にあってんだぞ。」って自慢する人が必ずいるんだろうなきっと。
 
 

 

3D規格の乱立。いきつく先は?

 
 
春のヘッドフォン祭りに行ってきました。今回は2日間かけてじっくりと
見て聴いて回って来ました。それでもまだ、多少の心残りがあったりして。
 
全体を通して思ったのは、つくづく単純じゃないなと。
同じ一つのポタアンでも、つなぐヘッドフォン或いは、イヤフォンにより
かなり表情が変わる。まあ、高級なヘッドフォンを持って行って試聴すれ
ば、ポタアンの性能が良くないという事になってしまうのかもしれないけ
れど、場合によっては、充分過ぎるぐらいに堂々とした鳴りっぷりをする
事もある。言ってみれば、やんちゃな、若者と言えなくもないが、それは
それで使い手次第で価値は変わってくるだろう。ただ、ポタアンはあまり
弄れる要素が据え置き型に比べて多いとは言えないので、その辺は不利だ
が、そこは理解して使うしかないだろう。寧ろ良いところをのばしてやる
位のつもりがいいかもしれない。
 
DAPの性能は随分と進化しているようだ。尤も、御値段の方もかなりい
ってしまっている感も拭えないが。しかし、最新の技術が投入されていた
りするので、甘く見てもいられない。元々、外で音楽をじっくり聴く機会
はそれ程ないので、ポータブルにする必要もないのだが、進歩のスピード
も速かったりするのでどうしてもそちらに目が行ってしまう。
 
ポータブルを自宅で、据え置きにして使っている人も結構増えただろう。

商品の開発にも、トレンドが有るようだが、同じ技術或いは、部品などを
使っていたからといって、必ずしも良い結果に結びついている所ばかりで
はないようだ。よく言われるのが、「同じDACを使っているからと言っ
て、同じような音がするとは限らない。」という事だが、それはまあもち
ろんその通りだろうが、一方では、「○○のDACを採用しました。××
オペアンプを使っています。」などという謳い文句を結構使っていたり
するのだ。
 
また、DACを選んでいる理由が殆ど、「音が良かったから。」だったり
するのだ。難しいパズルを組み合わせるような使い方は、あまりしないの
が普通だったりするわけだ。
 
あんまり、例え話に持って行くのも、当たり前すぎて面白くもないかもし
れないが、分かりやすい様な気がするので、ついやってみたくなる。
 
料理でいえば、部品は素材、技術は素材だったり、レシピだったり、メー
カーのカラーが味付けだったりするんだろうか。デザインは盛り合わせか。
 
素材が良くても、調理法や、味付けで失敗すればそれは美味しくなくなる。
逆に素材がそこそこでも、調理の工夫次第で、それなりに良い物は出来る。
この辺はまあ、当たり前といっていいだろう。
 
問題はコンセプトか。とびっきり良い素材は、余計な手間をかけず、シン
プルにして素材の良さで勝負するのが良いと考える人もいるだろう。一番
に手に入れて、さっと調理して、すぐに出す。鮮度が命か。
 
そうではなくて、さらに手をくわえてやれば、もっと良くなると思う人も
いるかもしれない。
 
逆に、素材は平凡でも、腕の見せどころで、最終的な味付けを秘伝のタレ
でも使えば、美味しい物は出来るというかもしれない。
 
でもやっぱり料理はまず素材からと思ってしまうのは、自分だけか。もう
それだけで高級料理になってしまって手が出せなくなってしまうか。シン
プルにして、価格を抑える。それじゃ料理にならんか。
 
閑話休題
 
ヘッドフォンの聴こえ方の最大の欠点?といわれる頭内定位を解消する方
法が、もう随分と昔から考えられてきているようだが、なんだかあんまり
進歩が見られないようだ。
 
十年以上前のものが、いまだに通用する。新しい技術と言っておきながら
結局は、スピーカーのリスニング環境に近づけるという点では全然変わっ
ていなかったりする。
 
変わっているとすれば、サラウンド関係の技術を使ったものだろうが、何
故だか良く分からないが、あまり浸透しているとは言い難い物があるよう
だ。
 
クロスフィードもさりげなく使えるようになっていたりするが、これも随
分と、古い技術だろう。ただ、左右の信号が、ノイズとなって混じってし
まうのと、意図的に、必要な部分だけを混ぜるのとではえらい違いだ。
 
グランド分離は、クロストークの改善の一種だ。
 
確かに頭内定位は、解消出来る様になってきているのは確かだが、決め手
はどれなのかは全く分からない。
 
きっと、特に宣伝もされることなく、当たり前のように組み込まれる様に
なったものが、シェアを獲得する事になるのだろう。というか、何処の技
術と言っているうちはまだスタンダードに成り切れていないという事なの
だろう。
 
当たり前になるのはいつの日か?
必要ないって事も有りかもしれない。大多数の人間が、別に気にしないの
ならそれは必要ないということだろう。そういう結論になってもおかしく
はない。ヘッドフォンはそういうもんなんだとおもえればそれも有りだろ
う。そういう楽しみ方を否定する権利はない。
 
ばかだ、あほだ、チンドン屋だと言ってみたところで、いらないものはい
らない。使う人が決める。あんまりそうなってほしくはないが。
 
元々のソースをヘッドフォン用にして、提供するなんてのも有ったが、大
きな流れにはなっていないようだ。これなら何も変える必要がないんだが。
ソースがスピーカー用とヘッドフォン用になってしまうのが欠点か。 
 
自分で気に入った様に弄って使う余地を残しておくのが良いのかもしれな
い。
 
旅はまだまだ続くのであった・・・・・・・・・。
 
 
 
 
 
 

いつかあなたも、ハゲざんすー。

 
 
ハゲざんすにして良かったね。
 
って、余りに古いコマーシャル過ぎますかね。だあれも覚えてないって。
 
ごみも積もれば夢の島
  
進歩ねえなあ。
 
ちゃんちゃん。(これって何本締めっていうんですかねー。だれかおせ
ーて。)
  
昭和の匂いがプンプン。