Fiio X3 2nd generation を買ってしまいましたの巻。



Fiio X3 2nd generationを買ってしまいました。
昨日の夜、家に届いたので早速聴いてみました。
 
はっきり言って衝動買い。というか抑えきれず悩みに悩んだ挙句、結局
購入。数ヶ月前から目をつけてはいたんだけれど、DAPには手を出さ
ないにしようと思っていた所から一転して購入に。
 
計画的衝動買いとでも言ったらいいだろうか。いくら計画を立ててあれ
これ考えても結局衝動は抑えられず、試聴もせずに購入。2代目なので
前の機種より悪くなっている事はないだろうと、何の疑いもせずに機種
を決めてしまいました。
 
聴いてみた感じは、1代目程個性は強くないが、明らかにレベルはアッ
プしていると感じた。エージングが必要と考える程極端な音の出方はし
てないが、まあこの後印象が変わる事も大いに考えられる。
 
口の悪いのは生まれつき?かどうかは知らないが、素直な?感想を述べ
させていただく。あまりにモロなので、機種名は伏せさせて頂く。
 
人気機種で有るようなので、あまり悪い事は書かない方がいいとも思う
のだが、「この人の趣味はこういう趣味なんだ」程度に理解しておいて
もらえれば結構かと。
 
比較の某人気機種について。一聴して、ドンシャリ?高音と低音が兎に
角めちゃくちゃ出ている。ドンシャリといって良いのか分からない。ひ
と昔前(て何年位だ)のドンシャリはドンと、シャリの部分以外まで、
特に中域まで影響が出ていて、好きな人を限定する感じがあったが、最
近というか、この人気機種は、何となく全体のバランスもそれなりに取
れているような不思議さがある。近頃流行りの美少女タイプにも通じる
ものがあるような気もする。
 
自分としては、それでもドンシャリ風なのはちょっと勘弁してほしい気
がするのだが、低音の出が良いのはやはり魅力的で、ついつい目が(い
や耳が)そっちの方へ行ってしまう。どうせだったら正統派と人気者の
両方を気分で使い分けるなんていうのが贅沢だったりして良いかとも思
うが、案外日常的に使ってみると飽きやすかったり、合わない曲が多か
ったりするかもしれないという事で取り敢えず当分は横目で見ているだ
けにしよう。(いつも常に良い訳を考えながら生きているのであった。)
 
X3 2nd generationを使ってみての感想。
 
まず最初に、使い勝手について少し書いてみたい。あまり使い勝手は気
にしないタイプなのだが、日本製以外で、そんなに高い値段でもなく、
ここまで使い勝手に気を使っている機種は珍しいのではないかと感じた。
 
まず、音楽データの取り扱いについて。自分はCDをリッピングして、
アルバム毎にディレクトリを分けて、更にアーティスト名でまとめてい
るのだが、リッピングには使い慣れている事もあって、EACをずっと
使い続けている。
 
EACでリッピングすると、CUEファイルというものが作られて、こ
のファイルに、アルバム名や曲名や演奏時間、曲間ギャップなどが書か
れていて、これを使う事によって、WAVファイルは一つでも、演奏時
に曲毎に分かれているのと同じように扱う事が出来るようになっている。
 
X3 2nd はこのCUEファイルに対応しているのだが、(前の機
種や上位機種がどうなっているかはすまんが知らない)それだけでなく
ジャケットのイメージが、EACで選択しておいたものが、何の手を加
える事もなく画面のバックに表示されるのには驚いた。
 
他にも、曲間ギャップレス再生、イコライザー、など兎に角音楽再生に
については色々な工夫が施されているようだ。知識不足で大したことが
書けないのが申し訳ない。後、ヘッドホンジャックを抜き差しする時に
再生が一時停止したり。ジャンルで分けたりも出来るようだが日ごろ全
く使っていない為、猫に小判か。
 
音については、何の足しにもならないだろうが、バランスの取れた比較
的落ち着いた感じの音。解像度も悪くない。スピードの速い楽器音もし
っかり付いていっている。低音も締まりがある。高音もシャリ付きも少
ない。
 
良い所ばかり書いたが、勿論異論も大いに有るだろう。デカイ、分厚い
、重い、個性に欠ける?、microSDを取り付けないと使えない。
まだまだ、沢山有るだろう。特に分厚さについては、ポタアンを重ねる
事を考えると、かなり厳しい。
 
だが、この重みと、丈夫そうな作りに魅力を感じてしまったりもするの
が複雑な気分な所。
 
三万円前後の値段は、安いのかそれなりなのか、それとも高いのか。色
々とご意見もあろう。だが、いつもの癖だが、買ってしまうと何となく
悪口を言いづらくなってしまうのも困った性格だ。
 
どうしても買った物贔屓になってしまうのは仕方のないところか。その
分だけ割り引いて理解しておいてください。