ポタフェス行ってきました。ついでにその辺を散策。

別にメーカー名を分かりにくくする必要もなさそうなので、そのまま。個人的
な意見として捉えて下さい。伏字にしても文句言われるもんは言われる。そん
なもんだよね。
 
実はポータブルには今のところあまり興味がないというか、そこまで手が回ら
ないというか、そういう感じなので、イヤホンや、ポタアン、プレーヤー辺り
は、殆ど見てこなかった。
 
前回の試聴の時には、MDR−Z7や―1Aにはあまり興味を持たなかったのだ
がそれなりに話題になっているようなので、確かめてみたくなって、今回は、
結構気合を入れて聴いてきた。
 
まあ、一般的?に言われているような、評判通りの機種ということになるよう
だ。
 
Z7は確かに専用のポタアンをつけると、別物のように様変わりする。あれは
セットで使うように、設計されているのだろう。ポタアンも9万もする訳だか
ら違わなきゃ困るか。
 
そのままポータブルプレーヤーに刺して聴いても聴けると思うが、パワーは必
要のようだ。午前中に聴いたときには、ちょっと低域がぼやけた感じだったが、
午後にまた聴きにいったら、そんなでもないような気がした。
 
自分はMDR−Z1000を持っているのだが、試聴の時に、これを出すと、
大抵、別にそんな安いもんじゃないとか、充分いい音だとか言われるのだが、
微妙。
 
ホントに微妙な位置にいる気がする。その後に出た機種は結構共通点があって
兄弟という気がするが、Z1000の弟は、どこかへ霞んでしまった。
 
むしろ、オーテクのMSR7(だったっけ?)の方が、近いような気もする。
ゼンのD8DJ(だっけかな?)もかなり似たような感じがする。つくりの頑
丈そうな部分なんかも、形は違うけどどこか共通するようなものを持っている
気がする。ホントは買って、比べてみたいくらいなのだが。それだけのために
買えるほど安いものでも、確かにない。
 
自宅では、USB DDCからラトックのポタアンに繋いで聴いているが、結
構聴ける。独自の世界を創っている。モニターと言われる所以か。微妙な音の
聴き分けにはもってこい。低音の締まりの良さが売りな感じ。
 
中華のPCM1794−LME47920NAを使ったヘッドホンアンプ付き
USB−DACも使っているのだが、これも結構微妙。1794と47920
のおかげか、結構いい音がするのだが、どこか中途半端。安いのでしょうがな
いかとも思うが、オペアンプ周りをもうちょっとしっかり基板設計しておいて
くれれば申し分なかったかと思うのだが。安くてもいい音には出来る(勿論、
限界はあるに決まっているが、1794を使っただけでも、結構差が出る。)
と思わせてくれる一品。
 
ヘッドホンで、一般的に、というか大抵、ボリュームを上げて聴いても破綻の
ないものは、いいヘッドホンだといえそうな気がする。ボリュームを上げると
うるさくて聴けなくなるようなものは、アンプを変えてもあまり見込みがない
ような。感覚的な物言いばかりで、参考にもならんかと思うけど。
 
実はBABYFACEも持っているのだが、これも、移り変わりの激しい世の
中で、少し時が経ってしまったか。もっと安いものでも、同じぐらいに聴ける
ものは、いくつも出てきているように思う。ただ、相変わらず多機能な所は、
真似できないと思うが。 
 
という訳で、たぶんそのうち、ヘッドホンかアンプ(DAC付き)のどちらか
を入れ替える事にはなるのだろう。
 
そういえば、最後に、マッキンはやっぱりいい音がする。ちょっと他のアンプ
では真似出来ないだろう。言って見れば、精巧に造られたジオラマと、実写版
の違いとでもいったらいいか。ちょっと言い過ぎか?まあでも雰囲気的には、
そんな感じがぴったりくると自分は思っているのだが。
 
どうせ我慢できなくなって、買ってしまうに決まっているのだから、まあ、心
配することはない。どうせごたくを並べていられるのは今のうちだけだから。