プレイヤーのつぶやき。「2014年のお別れ」

 
 

「明さん、もう少しだから頑張ってね。(;・・;)」
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あら、真知子、あんたあたしの貯めといたお金全部使って
 宇宙旅行なんか行っちゃったの。しょうがないわね。」
 
「だって、もしかしたら宇宙からオペの依頼が来るかもしれ
 ないじゃん。そのために腕磨いてんの。明さんも来れば良
 かったのに。」
 
「馬鹿言ってんじゃないわよ。そんなことあるわけないでし
 ょ。ケーシータカミネからオペの依頼が入ってんのよ。早
 く帰ってらっしゃい。」
 
「はーい。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
「心拍数60。何とか戻ってきました。」
 
「出血も減ってきています。」
 
「私絶対、ミスしないから。もうちょっとよ。落ち着いて。」
 
「血圧70まで上昇。」
 
「縫合終了。」「バイタル正常に戻りました。」
 
「やった!何とか成功したわ。明さん、もう大丈夫よ。」
 
「お疲れさまでした。」「お疲れさまでした。」
 
「お疲れ、え、ちょっと待ってください。血圧が急激に低下。」
 
「そんな、だってすべて成功したのに。そんなはずないわ。」
 
「もう一度、各部をチェック。」
 
「昇圧剤をもっと増やして。」
 
「もうこれ以上無理です。」
 
「いいから、もっと!」
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「真知子、あんたえらいわね。オペ成功したのね。とうとう
 師匠の私を超えちゃったわ。」
 
「そんなことないって。まだまだ、やること沢山あるんだか
 ら。」
 
「もう私がいなくても大丈夫ね。いいこと。皆と仲良くやる
 のよ。」「もうあなたの腕を疑う人なんていないんだから。」
 
「まだまだ教えてほしい事がいっぱいあるの。だから行かない
 で。麻雀だって負けっぱなしだし。」
 
「ごめんなさいね。もうそろそろ、飛行機の発車時刻に間に合
 わなくなっちゃうから。」「それじゃね。」
 
「ちょっとまって、明さん、明さんたらー。どこいくの。」
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
「血圧30、20、10、」
 
「ピーッ。」
 
「心拍停止しました。」
 
「そ、そんな馬鹿な。そんなことって、あるわけないじゃない。
 私、成功したのに、ミスしないで、全部やり遂げたのに。」
 
「ねえ、どうして、どうしてよ、何か言ってよ、明さん。」
 
「明さん! 明さん!」
 
「・・・・・・・・・・・・・」
 
Fin...