パソコンは何れ亡くなるのか?

 
 
 新聞か雑誌だったか、出所は忘れたが、
「iPad」ともどきが好調でこれからま
だまだ伸びそうだという事で、予測では、
平成25年頃には、パソコンの出荷台数を
抜くのではないかというような記事を目に
した。
 
 
 もしそれが事実になれば、何れは一人に
一台iPadというような事になり、パソ
コン、特にモバイル向けのおノートパソコ
ンは、ごく普通の使い方しかしないユーザ
ーにとっては必要なくなり、全てiPad
かその、もどきで済んでしまうようになる
のではないかとも考えられなくもない。
 
 
 実際、モバイルPCと言うが、本当に実
用になるのは20万円クラス当たりのもの
で、それ以外は、省スペースの据え置き型
或いは、家庭内モバイルPCとして使われ
ているのではないかと考えられる。
 
 
 また、P@メRの型落ち機種が、安売り
している所を見ると、モバイル環境でのキ
ーボードの需要と言うのも意外に少ないと
見るのが正解のようだ。
 
 
 私個人としては、PCとiPadでは、
汎用性の度合いが違うので、基本的に、競
合するものとは思っていないのだが、確か
に、キーボードの利用についての部分が、
全く別の形でクリアされるのなら、確かに
置き換えも検討しなければならなくなると
いう気もする。
 
 
 しかし、キーボード利用の問題が何らか
の形でクリアされるようになる気配は今の
ところ見られないようだ。
 
 
 候補としては、予測変換とジェスチャー
あたりだろうか。一文字ずつ選んで入力と
いう形から抜け出せない限り、簡単には超
えられないような気がする。
 
 

 ピアノが、未だにそれ以上の弾きやすさ
と表現力を持ったものにとって代わられる
気配がないのを見ると、そう言わざるを得
ないだろう。
 
 
 自分としては、以前にも書いたが、それ
以上のものが出てくれれば、むしろ大助か
りである。
 
 
 散々練習して習得した技能であるが、そ
れを超えるのならそれもまた時代と言う事
だろう。
 
 
 iPad、2、3年は持つかと思ったが
それより短かった。
 
 
 一時のヒットで終わるにしては、無視で
きないほどの需要が有るようだ。
 
 
 しかし、完成された形とも言い難い。
 
 
 取り敢えずモバイルPCも持っているが
使いこなしていない状態なので、今の所は
宝の持ち腐れになるのは目に見えている。
 
 
 それでも、新機種が出てくるのは楽しみ
だ。是非とも、インターネット+ゲームマ
シン+電子書籍?で終わらないでもらいた
いものだ。