Wireless Headphone は難しい。

 今の所、何とか問題なく動いているようです。有難や。有難や。
結局、「普通が一番だよね〜。」って事を思い知らされる羽目にな
るって言うのがオチのようです。
 
 
 しかし、若い くせにまあ、色んなことが分かってる
んでしょうかね。自分探しを始めたりして、でもしっかり稼いでた
りして。「誰かが泣いてる。」と言ったとオモタラ、「ご褒美が欲
しい。」なんていったりして。
 
 
 適いませんな。でも、「離婚」したりして。まあみんな苦労して
いるんでしょう。なかなか他人には分かりにくいもんに違いない。
 
 
 閑話休題。よくよく考えて見ると、ヘッドフォンをワイヤレスに
して、良い音を出そうなんて、結構大変な事なんじゃないかと思い
始めました。
 
 
 先ず一つに、ワイヤレス化。音楽を再生している限りは常に通信
を途切れないようにしておかなければならない。伝送が一定以上遅
れても音楽は成り立たない。雑音は何時入ってくるか分からないし
まあ、画像よりは音声の方が情報量が少ないので、多重化して万一
の場合に備えるとしても、一瞬でも全部が途切れたりすればアウト
。再送するにも時間的制約がある。
 
 
 もう一つは、ヘッドフォンの中に、送受信機と、電源と、ヘッド
フォンを鳴らすのに充分なアンプを実装しなければならない事。
 
 
 せっかくワイヤレス送信までが上手くいったとしても、肝心な、
ヘッドフォンアンプにあたる部分が、チープでは、良い音声で聴く
事が出来ないと言う事。
 
 
 方やヘッドフォンアンプに2万も3万もかけているというのに、
ワイヤレスヘッドフォンは全体で3万円くらいで売っている。
 
 
 余計な?回路を積んでいるもんだから、ヘッドフォン全体を軽量
化しなければならない。
 
 
 最後に、厳しい制限内で送受信を繰り返す為、使用周波数帯域の
一部を独占してしまう。というかそうしないと安定した動作が期待
できない。(らしい。)
 
 
 実際は、無線LANの方が、条件が厳しくないので、ワイヤレス
ヘッドフォンの方が押しやられてしまうようですが。何にしても、
共存は無理のようです。
 
 
 自分は、実は、サラウンドプロセッサーが欲しかっただけで、別
にワイヤレスでなくても良かったのですが、これがどういう訳か、
残念な事に、適当なサラウンドプロセッサーが見当たらない。
 
 
 一度安いのを買って、ガッカリした経験があるので、サラウンド
プロセッサーだけで、2万、3万してもしょうがないかと思ってい
たのですがそういう商品が見当たらない。
 
 
 AVアンプのようなでかいものは置き場所にも困るし、スピーカ
ーの設置場所もちょっと困るしと言う事で、ヘッドフォンの使える
こじんまりとしたサラウンドプロセッサーと言うのが欲しかったの
ですが、まあ、ワイヤレスでもちゃんと使えるのだろうと単純に考
えて、買ってしまいました。
 
 
 でも、やはり使って見て、ワイヤレス化して、2、3万というの
はオーディオ専用としてはちょっと無理があったのではと思ってい
ます。
 
 
 ワイヤレスが流行りの昨今ですが、ことオーディオに関しては、
無理せず、有線で良いんじゃないかと。
 
 
 でも、一旦ある方向へ向かって動き出したからにはそう簡単には
とまらんでしょうなー。もっともっと高性能のワイヤレス機器が出
てくるんでしょうか。
 
 
 「使用する前に、使用予定場所の電波状況を調べてからお使いく
ださい。」なんて言われてもなー。