紫陽花。


 
 
 
 この季節の花と言えばなんと行っても紫陽花。子供の頃はカタツ
ムリを探して、紫陽花の周りをうろちょろしたものだ。
 
 
 この時期至るところに見られる。都会でも結構紫陽花は咲いてい
たりするだろう。
 
 
 以前読んだ推理小説で、トリックの見破り方に、紫陽花を使った
ものがあった。
 
 
 犯人は何も知らず、紫陽花の木がある近くに、殺人死体を埋める
のだが、それが、紫陽花の花が咲く時期になって、よくみて見ると
一部分だけ紫陽花の花の色が他と違う事に気が付き、その近辺を掘
り返して見ると、死体が白骨化して出てくると言ったものだったと
思う。
 
 
 地中のpH度や、他のミネラル成分などにより色が変わるそうだ
が、死体を埋める事によって地中の色々な成分が他と違ってしまい
花の色も変わってしまったと言う事なのだろう。
 
 
 科学トリックと言うのも結構面白い。かなりこじ付けっぽいもの
も有ったりするが、「科捜研の女」などは結構好きだった。こじ付
けっぽくてもその知恵の使い方に、何となく許せてしまうか。
 
 
 せっかく撮ってきたのでみてくんさい。もっと一面に咲いている
方が綺麗かもしれないが、近所なのでこんなもんです。