ドラッカーの理論について。

 どうも最近、ドラッカーの理論が脚光を浴びている或いは、脚光
を浴びせているようだが、結局やるべき事をやればそれなりに成果
が上がると、一括りにしてしまいたくなるのだが、やはり読まずし
て○○○を語ること無かれという考えからすれば、これもまた読ま
なければならなくなるのかと困っている所である。
 
 
 何だか学生向けの映画にまで、ドラッカーの理論が登場するよう
だが、本屋さんへ行けば、ドラッカーの本が山のように積んである
。誰がこんなに読むんだ?経営者じゃ有るまいに。
 
 
 といっても、時間が有れば読んで見たくなるのが人情というもの
。もっとも、「バカの壁」を長年ほったらかしにしておいた挙句、
最近になって急に読んで見ようと思い立ち、読んで見たのだが、期
待していた壁のぶち破り方に関してはどうも今の所、分からず仕舞
いに終わりそうな雰囲気である。
 
 
 本も読み出すとキリがない。ゲームもやりだすとキリがない。
適当な所で止めておくと言うのが難しい。大体見切ったと思って止
めたらまだまだ先が深かったなんて事にもなりかねない。
 
 
 ドラッカーはどのくらいの深さがあるのだろうか。読まずに分か
れば苦労はないのだが、苦労が無いという事は、得るものも少ない
という事だろうか。