読書。
2年前の最新作をやっと今頃読む気になって、読んで見た。第1
巻をやっと今日読み終えたが、2ヶ月ぐらいかかったか。毎日読ん
でいたわけではないが、結構のめり込める機会も少なかったので、
こんなにかかってしまった。
初めは普通の事件モノかと思っていたが、何となくSFチックに
なってきたようだ。この先はどうなるのか想像がつかない。大体、
村上春樹と言う人をよく知らないし、今までこの人の本を一冊も読
んだ事がない。多分、珍しい奴と思われるだろう。
東野圭吾は、まだ今ほど売れる前、理系っぽいところが面白くて
何冊か読んだが、(病床の頃)それ以外に読書らしい読書をした記
憶はない。
殆ど専門書の拾い読みだ。まあでも、時間をかけてゆっくり読む
のもいいかもしれないと思っている。今の所、あまり思わせぶりで
後へ後へと話を先送りするタイプではないようなので、その点は、
好感を持っている。
しかし、もうちょっと現実的な内容の文章を書く人だと勝手に想
像していた。世間で流行りの話題などを取り入れて、独自の意見を
展開するのだと思っていた。
どうもちょっと違うような気がする。でもその方が、たまにしか
読まない身としては、好奇心が沸いてきて良い。
今頃読むなよな、と思っている人もいるだろう。何となく、流行
にそのまま飛びつくのにはちょっとためらいがあった。
2年もたって、それでもまだ頭の中に残っていたので、せっかく
だから読んで見た。
やっと2冊目。色々ちりばめられている、曲の名前や、本の名前
作家や、思想家など、せっかくだから全部調べて見たいものだが、
ちょっと無理か。
クラシックの曲が有名になっていたが、あんまり感動するほどの
曲でもなかった。
とても、ゴールデンウィークに読書と言うほど、沢山読めそうも
ないが、少しずつ読んでも、きっと記憶には残るだろう。