相変わらず続く現実逃避の世界。


 性懲りも無く、デジタルオーディオの話。ケーブルとか、電源とか、一
見直接音に関係なさそうな物には、あまり手を出さない方なのだが、どう
も手を出さずに入られないような状況だったので、まずは、簡単に出来る、
光デジタルケーブルの交換からやって見る事にした。
  

 どうせなら、ちゃんとしたグラスファイバーにしたかったのだが、手が
出ないので、某大手オーディオメーカーのプラスチックだが、色々と音質
を上げるように(下げないように)考えられた、普通の人でも手の届くよ
うなものに交換して見た。
  

 感想は、思いの他効いてるんじゃないの、と言った感じか。でもあくま
で雰囲気のレベル。
  

 それでも、ちょっとづつでも良くなって行くのなら、何とか救いにはな
る。どこまでが、CDの限度かまだ全く分からない。96kHz/24b
itのハイレゾサンプリング音源を聴くと、ケーブルとか電源とか、或い
は、CD専用のプレーヤーでも、低価格のものでは、あまり効果が期待で
きないんじゃないかと思ったりする。
  
  
 結局出来るものから少しづつやっていくしかないのか。また、ポータブ
ルCDプレーヤーに戻ったりすると、意外に悪くないと思ったりもする。
  
    
 デジタルをやっていて思うことは、やはり、パソコンのレベルではピュ
アオーディオとしては、まだまだダメだと言う事だ。パソコンでは、並列
処理をしているので、たまに音が飛んだりするのは、珍しくない。
  
  
 しかし、ピュアオーディオでは、ほんのちょっとしたノイズでもかなり
気になる。音が飛ぶなんて問題外だ。ビットパーフェクトも当然の成り行
きだろう。
  
  
 今の一般的なパソコンの仕様では、ピュアオーディオには値しないだろ
う。
  
  
 たぶん、オーディオ専用のパソコンというか、ネットワークオーディオ
プレーヤーのような物が、主流になるかもしれない。
  
  
 パソコンはパソコンで、ハイレゾサンプリング音源を気軽に聴ける事を
売りにして、そこそこのスペックのままいくのではないか。ガチのオーデ
ィオ仕様のパソコンが一般的になるともちょっと思えない。やはり、オー
ディオ用として使うには不利な条件が多すぎる。
  
  
 それでも、今よりはずっとオーディオ機能は充実していくのだろう。
    
  
 自分としてはやっぱりオーディオはオーディオ専用のものを使いたい気
がする。パソコンのCD音楽再生では、修正不能な読み取りエラーがあっ
ても、そのまま再生してしまう。
  
  
 オーディオで、ハイレゾサンプリング音源を再生すると、ほんのちょっ
とファイル形式(オプションのデータが入っていたりした場合など)が違
っただけで、はじかれて、再生できない。
  
  
 融通が利かないとも思えるが、そのくらいの方が信頼性が高いような気
がして良いのではないか。
  
  
 たぶん、CDでもまだまだ良い音で聴く事ができるのだろう。止めどこ
ろはどの辺かまだ分からない。ヘッドフォンも、ヘッドフォンアンプも、
プレーヤーも、まだまだ変える余地はありそうだ。
  
  
 まだまだ気長に少しづつ弄っていくのが良いのだろう。あまりどっぷり
浸かり過ぎないように気をつけないと、足元をすくわれるかもしれない。
  
  
 そんなこんなしているうちに、CDがなくなってたりして。(ToT)/~~~。
 そんなわきゃないよな。