ハイレゾサンプリング音源について。


確か森の中にずんずんと入っていくシーンのところで、一番奥の景色は変わらずに、周りの景色(何枚かを重ねて表示していたと思う)が、手前はボケて、奥の方が段々鮮明になっていくようなそんな感じで遠近感を出していたと思う。
この写真じゃちっとも説明になってないけど。まあ、ちょっと思い出したもんで、載せて見ました。


 音が良くなっているのは確かだが、それにどれだけの価値を感じるかは、結局、その曲がどれだけ好きかによっていると思う。一つ一つの音がいくら良くなっていてもトータルとして聴いた場合、何かしっくりいかない事もある。

 ともあれ、ダウンロードしたものは、ベスト盤のような感じで、今まで聴いてきた曲で気に入っているものばかりだったので、まあ良かったと言えそう。

 でも、ロックは大抵の場合、一つ一つの音をじっくり聴かせるという事が少ないので、なかなか、96kHz、24bitを実感しやすいとは言いがたい。

 以前に、最近のCDは音を聴かせるのが上手くなっているのではないかといった事があったが、一つには少ない帯域で、より良く聴かせる為に、メインとなる楽器なり、音声なりを前面にだして、後の楽器は、絞ってしまうか、楽器数を減らすかしていたりするような方法をとっていたりするのではないだろうか。

 ギターとドラムとベースと、ヴォーカルと、シンセと、ブラスとまだまだあるが、これらを一緒に鳴らしてしまったら、とても鮮明な音でそれぞれを聴かせる事は不可能だろう。

 順番に鳴らすか、或いは、曲によってメインの楽器を決めてそれ中心で音作りをする。でもまあ、そんな事は昔から分かっていただろうし、昔からそういった方法を取り入れていた曲もいくらも有ったに違いない。

 そんな事はプロに任せておけば良いのであって、結局、ユーザーとしては、ハイレゾサンプリングだから聴くのではなくて、聴きたい曲が、ぜひともハイレゾサンプリングで発売される事を期待したい。それにはまだまだ、多くの時間がかかりそうだ。

 気長に期待して待っていよう。