前回からの続き。

 と言うわけで、いとも簡単に読み取り不能となってしまいました。OEM品であることは確かなのですが、何処までがOEMで何処までが自社でやっているのか不明ですが、この商品は某社にとっては非常に不名誉な物となってしまっているのではないかと思います。今まで気づかなかっただけなのか、それとも、会社も大きくなるに従って、段々と変貌を遂げていく、その途中のものなのか、詳しいことは全く分かりませんが、某社の圧倒的技術優位が、揺らぎ始めているような気がしてしょうがありませんでした。或いはそこまで手が回らなかったと言うことなのでしょうか。
 その他にも、確かに、当たり外れのような物があり、非常にコストパフォーマンスに優れる物があるかと思えば、時には、「えっ。」と思うような商品もあったりする。製作に関わった人たちの思い入れがそのまま出てしまっているのでしょうか。以前は、売れなくても技術的には常に上を行っているようなところが有った様な気がするのですが、こんなの製品に出していいの?と思うような物が、いくつか見受けられるようになりました。
 技術を外から買ってくるようなことも、多々見られるようになったように思います。それでも、ずっと気にはなっていて、買わないまでも、どんな物が出ているかは時々チェックしていました。
 携帯可能なCDプレーヤーは15年は使ったと思います。当時すでに1bitDACを使用していて、音的にはそこそこ満足していたのですが、さすがにあっちが壊れ、こっちが壊れてちょっと前に買い換えました。(デジタルオーディオプレーヤー全盛の状況で、今更の感もあったのですがMP3ではちょっと物足りないので買ってしまいました。)携帯して使うつもりは別に無いのですが、気軽に部屋のあっちこっちへ持ち歩いて、ヘッドフォンは昔買った安いけれど個性的で気に入っていた物を付けて聞いていました。バランス的にどうも良くなさそうなので、ヘッドフォンをもう少しグレードを上げることにしようと思ったのですが、どうせならDVDで映画を見るのにも使いたいと思い始め、サラウンドプロセッサー付きのヘッドフォンも選択範囲に入れて、検討を始めました。
 で、やっと初めの方の話へと続いていくのですが、これまた時間が来たようなので、次回の話としたいと思います。(^_^)/~