今日は昔々のちょっとした自慢話を。

父が今朝薬を飲んだ後気持ち悪くなったというので、寝てれば?と言ったのですが、その気持ち悪いつながりで、昔々(小学2,3年の頃の事だったかな。)バス旅行で、「乗り物酔いする人手を挙げて。」「はーい。」みたいな感じで、乗り物酔いする子には薬をあげて、座席もタイヤの近くより、真ん中辺が良いなんてことで、座席を取り替えっこしたりして、旅行に行ったことを思い出していたら、どういう訳か、当時縄跳びが周りの子らで流行っていたことを思い出しました。最初はまだみんなそんなにうまくなくて、ただ一回飛びを何回まで続けられるかを競ったりして、そのうちだんだんうまくなる奴が出てきて、二重飛びができるやつなんかがいて、自分も負けまいと二重飛びの練習を始めたのですが、すぐにはうまくならない。手を回すスピードが全然遅くて、二回目に必ず足に引っ掛かってしまう。それでも何とか頑張ってとにかく一回でもいいから高ーく飛んで足を曲げて、着地する時間を何とか延ばして二回回し切ろうとしたりして。その内、一回だけなら何とか飛べるようになってきて、でも連続ではまだまだ全然で、結構練習したんでしょう。縄跳びの縄(縄といってもビニール製)が真ん中でぷっつりと切れてしまいました。捨てるのももったいないので、ふざけて、切れたままの縄飛びをそのまま使って飛んでるふりをしたりして「二重飛び出来るようになったよ。」なんてバレバレの嘘をついて、周りを笑わせたり(失笑?)、飛べない子と一緒にそんなことをやったりしていたんですが、その内真似事をしてるだけなのに何だか様になってきたりして、少しずつ手を回すのが速くなってきて、飛べるんじゃないかという気になってきたわけです。で、結局切れた縄飛びで何とかタイミングをつかんで、とうとう飛べるようになってしまいました。その内他の子たちも、飛べるようになって、次は「はやぶさ」へと発展していくわけですが、話はここでおしまい。何が自慢かって?。新しい練習法を見つけた先駆者はわたしだ。と密かに自慢に思ったわけでした(ていうか今そう思っているだけ)。一緒に練習してた子もこれで飛べるようになったりして、別に誰が褒めてくれたわけでもなく何の得をしたわけでもないのですが、何となくうれしい気分だった。最近はそんな夢中になることもなく、楽しく競争するなんてこともなく、俺が俺がと主張したくてしょうがない、そんな貧しい(マジな意味で)大人になってしまいましたが、純粋っていうよりただバカなだけなんだけど、馬鹿が理工科履行がバカかまたよくわからなくなつてしまつたのですた。
<終わり。>