近頃の事情。
昭和の頃は、新しい事と言えば、アメリカから入って
来る物と、決まっていた様な気がしていたが、近頃は、
ヨーロッパの色々な国や、中国、インド、東南アジア、
あらゆる所から、競争力のある新製品が押寄せてくる。
中国製と言えば、下請というかOEMが殆どだと思っ
ていたが、結構洒落た名前(英語の名前)のブランドが
実は中国のブランドだったりする。
そして、中身もそれなりに競争力のある物を作ってい
たりする。
オーディオなどで、中〜上位機種で、異彩を放ってい
る物を良く見ると、中国のメーカーだったりする。
ヨーロッパ勢も負けず劣らず、色んな物が入ってきて
いる。
車も右ハンドルが当たり前になってきた。ベンツが、
小型車を作っていたりする。
家電製品も、洒落たデザインの物が、普通に売られて
いる。ダイソン、ティファール、ケルヒャー、分野も幅
広い。
値段の安い家電製品には、インド製も見られる。もっ
ともOEMではあったが、多分パッケージだけを日本で
やったのだろう。
選択肢は非常に増えたと思う。インターネットを使え
ば、ユーロやドルで購入する事も可能だ。直輸入という
のだろうか。輸入しているという感覚も全くない。
消費者にとっては良くなったのだと思う。だが、生産
現場が海外へ出て行ってしまう事を考えると、簡単には
喜べない。
それだけ、物を買うのも難しくなったという事か。