ネタのタネ。

 最近あまり感動する事も少なく、ブログのネタが湧いてこない。
オーディオも相変わらず聴いているが、どちらかと言うと、刺激を
求めてよりも、まさにコンセプトどおり、現実逃避と言うか、安ら
ぎを求める方向に向かってしまっている。
 
 
 カーペンターズ、良い曲が多い。カレンの可憐な(駄洒落のつも
り)尚且つ、渋い、低域の効いた歌声が心地よく眠りを誘う。
 
 
 昔は、ズンズンと響く迫力に満ちた音楽を提供してくれていたK
ISSも、今聴いてみると、それ程でもないような感じがする。意
外に音が軽く感じてしまったりする。
 
 
 むしろ、最近のシンセやドラムなどのスタジオ撮りしたものの方
が、音の輪郭もハッキリして、アタックも強かったりして、迫力を
感じたりする。時代の変化は大きいか。最近のポップスの曲調の幅
の広さを感じずにはいられない。
 
 
 そういう意味では、Capsule辺りをちょっと大き目のボリ
ュームで聴けば、充分充実感も得られるのかもしれないが、なんか
今は耳障りな気がして、あんまり聴く気がしない。それと、既に、
4つ打ちのパターンが見えてきて、目新しさが薄れつつあるように
も思える。
 
 
 昔のヒット曲も、いい音出してるのが結構あるが、やはりなんか
音質面で、一歩譲るものがあるような気がしている。
 
 
 リマスタリングの効果も結構バカにできない。それはそれとして
やっぱり、現実逃避としては、優しげな歌の方が良いようだ。
 
 
 ジャンルとしては何に入るのかよく分からないが(演歌か、歌謡
曲か)テレサ・テンなんかは、自分から聴こうと思ったことはなかっ
たが、癒し系としては、かなり有力候補だろう。
 
 
 音作りは、JPOPばかり聴いていた身としては、かなり特殊か
なと、思ったりする。全体的にエコーが掛かっていて、ムード満点
で、あくまでボーカル中心、他の楽器のソロが入っても、繋ぎ程度
で、派手さはなく、上手く次のボーカルに繋いでいる。
 
 
 低音もピアノの音が入ったりしているが、強くリズムを刻むよう
な事はなく、あくまで自然さを損なわないように配慮されている。
しかし、やっぱり飲み屋のカラオケムードが漂っていて、ちょっと
違うかなという気がしなくもない。歌詞もしっくりこない。 
 
 
 しかし、何でこんなに眠いんかな。昼前だけじゃなくて午後から
も結局、曲を聴きながら寝入ってしまった。
 
 
 もういい加減、仕事の疲れも取れたと思うのだが、神経も緩めば
何処までも緩むか。それともその内何かがしたくてしょうがなくな
るか。
 
 
 どっちにしろ、まだやる事はあるので、寝てばかりいるわけにも
いかないだろう。ずっとこのままで良いわけもなし。津波は予期せ
ずしてやってくるか。