同じデジタルでも。

 同じデジタルの光出力でも、やはりと言うか、しょうがないと言うか、音質には明らかな差が有るようである。

 外見と言うか、筐体の作りの良さや、プレーヤーの基本のような、ドライブの配置位置などに関しても、明らかに外していると思われるのだが、それより大きな問題が、多分有るのだろう。

 必ずしも丈夫なシャーシで固めていなくても、何とかなるものなのか。シャーシなどは最後の最後の手段なのか。

 何にしても、まだまだ手(お金?)のかけようが沢山有るという事なのだろう。

 あまり当てにならないが、某家電量販店での試聴結果を評価しようと思ったのだが、記憶に自信が無くなり止めてしまったが、また、今思い起こしてみると、やはり実売価格が3万円を超えるようなものは、それなりの良さがあったようにも思う。

 今の、自宅のヘッドフォンも、まだ聴き心地が変わる可能性は充分有りそうだが、限界も少し見えてきたような気もする。

 多分、圧倒的な臨場感のあるヘッドフォンとはならないだろう。その点では、サラウンドは、値段を超えた臨場感が有るようにも思える。あくまでも自然さを失わない範囲で使われた場合の話ではあるが。

 同じものばかりを聴いていると、変に慣れてしまって、何処がよかったのか、悪かったのか分からなくなってくる事がある。

 そういえば、昨日、マグニチュード8.8もの大きさの、東北地方太平洋沖地震があったが、ほんの一瞬では有ったが、自分の目眩がしているのではないかと錯覚してしまった。まさかこんなに地面が大揺れするとは、誰も思っていなかったろう。

 一点豪華主義で、良いものを揃えるとしたら、何処が一番効果があるだろうか。ぜひとも聴いて見たいものだが。