これからの日本はどうなるのでしょうか?


なんか、日の出みたいになってしまったのだな。


 いきなり、大きなお題を出して見ましたが、正直言ってそれよりも明日の自分の方が、よっぽど心配です。果たして何をやっているやら。今日もまた、現実逃避ってしまいました。

 Habib Koité はっきり言っていい音出してます。リズムも単純なパターンの繰り返しから複雑な変則的なものまで、てんこ盛りです。アコギの輪郭のはっきりした艶のある音が、今のHPとDAC HPAの組み合わせから出る音の癖にハマっているようです。打楽器のこれまた輪郭のはっきりした音が、心地よく響きます。個々の楽器の音を、はっきり聞かせるような曲には、今のHPとDAC HPAの組み合わせはあっているようです。

 それより、全体的な雰囲気を大事にするような曲は、むしろ、アンダーテンサウザンドとポータブルCDプレーヤーの組み合わせの方が、心地よく聴けたりします。柔らかな感じで、それでも輪郭はぼやけていない、そんな雰囲気です。ポップス系にはこちらの方が合っているかも知れません。高価なシステムでなくても、普通っぽい曲を聴いている分には、ちょっと熟しかけて来ているぐらいの方が、耳障りな部分が少なくて良いのでしょう。

 まだ、DAC HPAとニンロクHPの組み合わせの方は、使い込み方が足りないようです。高音は綺麗に響きますが、普通の楽器まで高音が目立ってしまって、きつい感じになってしまっている所があるのが、ちょっと痛いです。ボーカルなどはちょっと線が細い感じもします。

 今回はちゃんとポータブルCDプレーヤーで、最初に全曲聴いておいたので、ディスク自体に傷や、訂正不可能なエラーはなさそうです。ぷちっぷちノイズも今の所全く見当たりません。良かった良かった。曲も思っていたような、気持ちの良い物ばかりです。

 で、話変わって日本の将来ですが、若い人は、特に頭の回転の早い人は、判断も即断即決で、分かりやすいですが、そう簡単に言われても、と思うこともしばしば有ります。(私ももう人生で言えば真ん中を過ぎているので)

 確かに緊急を要する件は世の中多いと思います。しかし、簡単に結論を出せない事象も多い。バランスばかりを考えていても、物事ちっとも動かなくなってしまうでしょう。

 一時期、ちょっとバランスを崩して見て、そしてまたすぐ元のバランスに戻す。それが良さそうにも思えますが、今の状況、ちょっとやそっとバランスを崩して見たところで、すぐ元に戻ってしまうある意味、重症かもしれない。というか、安定していると言うのか。

 お金持ちなんかは、もうこの国は伸びしろが残っていないんだと、諦めて、海外ばかりへ目を向けているような気がします。海外で上手く行っても、その利益が、国内に還元されない。

 で、また話が変わるのですが、オーディオで、いい音で音楽を聴くには、結局、先ず第一にソースが良くなければ、どうしようもないと思うのですが、やっぱり、最近のCDの方が、(ポップス、ロック、フュージョン辺りでしょうか)良い音で録音されているように思います。というか、聴かせ方が、上手くなっていると言う事も考えられるでしょう。

 それと、どうあがいても、テープのヒスノイズは、カバーしきれないでしょう。曲間にもノイズがはっきり聞こえます。

 と、現実逃避しまくってしまいました。でもやっぱり良い音楽は良いなあ。しかし、そのために働くという風に繋がっていかないのが、最大の欠点と言えばそれまでです。