またしてもオーディオの話。USB DAC HPAMPを導入の巻。

 今までまったく出番の無かったニンロクHPですが、迷いに迷って、やっとUSB DAC HPAMPを手に入れ、本領?を発揮出来そうな環境が整ってきました。

 取り敢えずは先ず手近なところから試して見ようと、電源をセットし、USB接続して、最初は怖いのでまずアンダーテンサウザンドを繋いで実験台に。まあ、いきなり繋いだだけで音が出るはずも無く、プレイヤー側をいじって見る。

 出力デバイスの設定で、S/PDIFインターフェース USBオーディオデバイスとして認識されているようです。で、これを出力として選択、コンパネのサウンドで見てみると、此処にも S/PDIF USB何たらという項目が増えています。プレイヤー側は192kHz、24bitまで対応しているが、USB DACは96kHz、24bitまでなので、「ダウンサンプリング可能にする」にチェックを入れるとほぼ終了。音が出るようになりました。

 これはLilithでの設定。
MediaMonkeyでは、ASIO4ALLの設定が、タスクバーのアイコンをクリックすると出来るようになっているので、これを開いて見ると、USB DACの名前でINとOUTが追加されていて、これをOUTのみ選択にして、取り敢えず鳴るようになりました。面倒くさいことはこれくらいにしておいて、やっと聴きはじめる。アンダーテンではそれ程の変化も感じずちょっと低音の出がよくなったか、ハイハットのキレがよくなったかという感じでした。

 で、やっと26の出番です。初めの20〜30分位は、確かにいい音だけど、PCのヘッドフォン出力から聴いたのと、低音の出がよくなったか、ハイハットのキレがよくなったかという感じで、何となく良くなった程度にしか感じていなかったのが、一時間ぐらい聴いたあたりからでしょうか。明らかにリズム隊のキレがよく感じるようになり、ハイハットもシャッとなって、パシッとキレる。低音も輪郭がはっきりしてきて、トランペットの高域もプァーっと気持ちよく吹けあがる。何か聴いているうちにどんどんよくなって来るじゃないですか。音場も広がってきて、刺激的な音になってきているのに、何か気持ちよくてこのまま寝てしまいそう。

 試しにまたアンダーテンに戻してまた聴いて見ました。さっきよりは遥かに良くなっているようだけれど、やはり26には適わない。しっかりヘッドフォンの格の違いを見せ付けてくれました。でも此処までしてやるのに、いくらかかったかって言うと・・・。下手な計算は止めましょう。でもヘッドフォンアンプでここまで違うとは思わなかったな。まだ2時間ぐらいしか聞いてないので、エージングが進むにつれて、どうなるかわからないが、今の所、HEADPHONEを買い換えたくらいの違いは有るといえると思います。

 今の環境にご不満の方、まだ、USB DAC HPAに手を出していないなら、ぜひともお試しあれ。といってもあくまで自己責任でどうぞ。