継続は力なりを実感。

 中1位だったか、ピアノを習いたいと思った事があります。でもピアノが置ける程の、広い家でもないし、何か気取った感じがして、自分には合わないと思ったり、女の子のする事だ見たいな感じがしていて、勿論回りでも男でピアノを習っているなんて極僅かだったし、そんなこんなで兄から貰ったギターを、これまた兄が買っていたギター雑誌を見ながら少しずつ練習していました。一時はプロになろうかと本気で?思ったりしましたが、ムリムリ全然向いてないし、そこまで上手くないしあくまで趣味としてずっと続けていました。それでも結構色々な曲を弾けるようになり、また、楽譜の無い曲を耳コピでマスターする練習もしたり、かなり続いていました。
一方、社会人になってからは、パソコンのキーボードが使えないとダメだと言うことで、ブラインドタッチの練習を始め、指を動かすには自信があったのですが、結構てこずりました。やってみると、ギターとは全く違った指の使い方で、一時期は腱鞘炎らしき物になってしまって、指が痺れて上手く動かせなくなってしまったこともありました。それでも止めずに続けていたら、何とか山を越えられたようで、キーを叩くのが苦にならなくなってきました。それでもまだ、正確さが足りず、検定試験などでは、未だに、よい成績が出せていません。毎日続けていると、良くなるのですが、ちょっとサボってやらずにいると、すぐ元に戻ってしまう。
これは他の物でも随分経験しました。詰め将棋をやったり、或いは以前から続けていた、ギターも最近は全然弾いていないので多分下手になっているでしょう。一つのことを10年、20年、30年と毎日続けるのは大変な苦労を伴う事ですが、それをやっている人がいる。そこまでやら無くても上手い人もいるでしょう。もって生まれた才能も大いに関係するでしょうが、残念ながら、自分の場合は、もって生まれたと思えるのは、逃げ足が速いこと、(これは幼稚園の時、子犬に追いかけられて何とか逃げ遂せた事から、まだ何の練習もしてない頃から、特に逃げ足は早かったなあと後から思っているだけなのですが)
他は殆ど、後から付いて来たものばかりです。
何十年も続けるのに、そう幾つもの事が出来るはずも無く、周りの環境から、続けられなくなってしまった事もたくさんあるでしょうが、とにかく、毎日続けていれば、それは必ず、何かにプラスになっているに違いない。
逆に続けられない事の何と多いことか。プロと呼ばれる人たちは、必ず毎日続けているのでしょう。
また今日も、練習しながら、キーボードの入力が遅くなったのを実感しているのでした。