エージングについて。

 以前のブログで、ネットでの評価記事や、カタログスペックだけで決めて買ってしまったヘッドフォン。相変わらず、少し物足りなさを感じながらも、ずっと使っていたのだが、レンタルのカードの更新で1枚レンタルサービスがあったので、何となく借りてきた、欧米のCD(ポップス)を聴いて見て、ちょっとビックリした。鳴りが全然違うのだ。低音の出方は勿論、空間の広がりまで、かなり心地よく聞こえてくる。音源(CDそのもの)の録音状態も年々良くなって来て、CDの材質なんかも良くなっているのだろうか。ポータブルCDプレイヤーに1万円前後のヘッドフォンでもここまで良い音で聞けるんだなーとつくづく感心した。そのCDを暫く聴いて、やっぱり欧米はスタジオなんかも違って、機材なんかも、また、録音した音をいかによく聴かせるか、編集する人の腕なんかも違うのかと、勝手に想像したりしていた(良く、ちょっと売れてきたミュージシャンなどが欧米(主にアメリカか?)のスタジオでレコーディングしてきたりするのはそういう事情もあるのかと勘ぐって見たり)のだが、少ししてから、他の欧米のCD(ポップス)を聴いてもやはり良い音がするなどと思って、じゃあ日本のCD(ポップス)はどうかと、久しぶりに聴いて見たら、どうも以前と感じが違う。欧米ほどではないにしろ、空間の響きが良くなっている様なのである。ハイハットの鳴りもカーンと響いて心地よい。更に古いCDも聴いて見たら、やはり良くなっているようなのである。別のラックマウントタイプの何でもプレイヤーでも、それは感じられた。その前に、ネットで「このヘッドフォンはエージングがなんたらかんたら・・・」というのを見ていたので、それに影響されて、プラシーボ効果?なんだか分からないが、自分で勝手によくなっているように感じているだけかもとも思ったが、やはり元のポータブルCDプレイヤーに戻って日本のCD(ポップス)を聴いたら、どうも良くなっているとしか思えない。これがエージングってやつか。色々な音がごちゃごちゃしていた感じもなくなってきて、ヘッドフォンが1つぐらいグレードアップした感じがする。何となく得した気分になったのであった。

次回は、ちょっとした試聴環境が得られたので、そのときの感想について自分勝手に、(それじゃーダメだろ)書いて見たいと思います。くれぐれもヘッドフォンを買うときは自分で聴いて確かめて買ったほうが良いと思います。あまり参考にしないでね。(するわきゃねーだろ)
以上。